オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

息は吐かずに、漏らす?!

息をどう吐くか?

 

姿勢とも大きく関わる、大切な問題です。

 

著書の中でも伝えていますけれど、

基本は、漏れるような感じが良いと考えています。

 

 

と言いましても、

なかなか、分かりづらいですよね。

 

そんなこともあって、声のワークを行なっているのですけど、

 

 

発声のロングトーン、どれだけひと息で声が続くか?

 

これは肺活量の問題にしない方がいいんです。

 

 

共鳴腔をどれくらい働かせられているか?

 

息を吐く力のコントロールが、どの程度出来ているか?

 

なんですね。

 

 

で、この2つ目の、息を吐く力のコントロール

漏れるような感じで息を吐くことが、

似ているんです。

 

弱々しい声とか、小さな声ということではありませんよ。

 

 

共鳴腔を活かすことで、息を吐く力(勢い)に頼らずに、

声をきちんと響かせるんです。

 

これが分かりますと、

息を吐いているという感覚がなく、

声を出し続けられるんですね。

 

その感覚を、声を出さずに、

出来たら口もうっすら開ける程度でやってみる。

 

そうしますと、

息がいつの間にか漏れていた、

といった感じになるはずなんです。

 

お腹周りは、キツくなりますけどね(笑)

 

 

「息の支え」といわれるものだと思います。

 

 

発声せず、ただ運動とて体を動かす場合には、

口腔の使い方は、若干異なってきますけれど、

いずれにしましても、

漏れるような感じが、大事。

 

今週はここ、クラスできちんと伝えていこう。

 

 

 

10/20発売!

DVD『「動き」の天才になる

 amazon 

 

新著『「動き」の天才になる!』

 amazon 

 

『筋力を超えた「張力」で動く!』

 

 

DVD『張力の作り方 身体エネルギーの再発見』

 

 

 2022年初夏 「シアターカイ国際舞台芸術祭」の舞台に立つことを目指します!

 ーアートマイム塾 第4期生 募集中ー

 

 

【ワークショップ情報】