オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

型はキレイだと言われていたけど・・・

長いこと試行錯誤しながら取り組んでいるのに、

思うように上達出来ずに、

もうこれ以上のことは、自分には望めないのではないか?

と諦めの気持ちが浮かんだことある方、

いらっしゃると思います。

 

 

先日、東海地方の方が東京までワークショップ参加のために来て下さいました。

 

この方は太極拳を15年されていて、

 

「型はキレイだと言われ」

 

「でもそれだけなのが分かっていて」

 

「なにか根本的な部分で圧倒的に足りていない、このままじゃダメだ、

でも何が足りないかが分からない」

 

「朧げな行き止まり感がありました。」

 

と。

 

そして

 

「このまま毎週新しい型に進んでいっても逆に良くない」

 

「どこかでいったんストップして、基礎の基礎のようなものを徹底的にやり直さないと」

 

そこで、歩き方を見直したりしていたそうなんです。

 

 

「そんな中で先生の張力のご本をAmazonにお勧めされて購入し、

あれよあれよと講座まで受けさせていただいた」

 

 

「エネルギーの通りがいまいちなのも分かっていたけれど」

 

「(教わった)張力を使って(エネルギーが通る)と、結果的に道場で習ってきた“正しい形”になる」

 

 

「(力が)弱い理由はなんとなく心当たりがあって、

今まで“お尻の穴を締めて、頭から吊られるように”意識してきたからかなと思っています」

 

「(教わった方法を)やってみると、結果の外側は同じようだけど中身は真逆なんですね。」

 

 

「天才がやってきた結果を言葉にしていたから、

凡人の私には真の意味に到達できなかったんだなぁ、

こういうことだなぁとしみじみ」

 

 

「ものすごく遠回りをした自覚はありますが、

ここで正しいほうの道を見つけて戻ることができて良かったです」

 

 

 

同時に

 

「身体がそのまま覚えてくれていた正しい位置も、

まったく無駄というわけではなかったようで、

張力のきくちょうどいい位置を探すときにやりやすいような気がした」

 

と。

 

 

そして、

 

「どう努力したらいいか」がわかったので練習できます。

それがいちばん嬉しいです。」

 

「新幹線で伺って良かったです!」

 

 

このいただいた感想は、ご本人の了承を得て紹介させていただきました。

 

このように壁にぶつかっていて、

けれど、そう頻繁に通うのも難しい方も、

これだ!という体感と、今後の取り組み方が分かれば、

また大きな希望を持って歩んで行けると思うのです。

 

もちろん、定期的に通って身体開発していくに越したことはありませんよ。

 

けれど、いずれにしても、

自分に希望を持ててもらえるのは、何より嬉しいのです。

次にお会いするのが、楽しみ。

 

 

さあ、

部分的にどこかが良くなったといったことではなく、

全体の道筋が見えるかどうか?

 

エネルギーを通せるかどうか?

 

自分の身体の天才性を目覚めさせましょう!

 

 

 

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