どうしたら上達するのか?
高いレベルの技術が身につくのか?
分野に限らず、悩んでいる人は多いのではないかと思います。
けれどこれ、
技術面での生まれ持った才能ではない
と思うんです。
技術面ではなく、思考の問題ではないかと。
つまり、身体能力的に向いていなくて上達がままならないのではなく、
思考の仕方に問題があって、上手く進んでいかないのだと思うんです。
例えば、
「〇〇を1年しっかりやっていけば、プロレベルになれますよ」
と、その道の人が練習法を教えてくれたとします。
あるいは、もっと簡単な日常的なお話として
「〇〇を1日5分やるだけで、体型が変わりますよ」
みたいなもの。
こういった類いのものって、
「それだけでいいんだ!」
って思うものの、
実際に実行できる人はすごく少ないと思うんです。
やる気があるとか無いとかというよりも、
見えているところが違うんですよね。
実行できない人は、目の前のことしか見えていない。
実行できる人は、先のことを見据えながらやっている。
目の前のことしか見えていませんと、
日々やっている〇〇の質の変化に気がつけないんです。
単に、目の前のことが上手くできたかどうかしか見えていない。
こなすことがメインになっていますし、
変化を感じたとしましても、その意味づけができないんです。
だからこそ、続かないんですけど。
先を見据えていますと、目の前のことが上手くできたかどうかよりも、
その質の変化に、自分なりの意味づけを行なうことができるんですよね。
そうしますと、徐々に当初は思ってもみなかった、
他のものとの関連性が見えてきたりしますから、
側から見ますと、単に〇〇をやり続けているようでありましても、
ただこなしている人とは、全く中身が違うんですよね。
じゃあ、どうしたら、そうやって考えられるようになるんですか?
みたいな疑問が生じると思うんですけど、
結局のところ、
向いている分野であれば、勝手にそうなり、
向いていない分野では、やはりどうしようもないということだと思うんです。
ですから、私の場合ですと、
一般的なパントマイムを続けていましたら、今のようにはなっていないと思うんです。
アートマイムだったからこそ、ここまで探究できているんですよね。
で、このことを分かっていたから、
つまり一般的なパントマイムでは先が見えないとどこかで自覚していたものですから、
ある時点で練習らしい練習はしなくなりましたし、誰か先生を探して学ぼうとも思わなかったんです。
それに対しまして、アートマイムは遠く先まで見据えさせてくれる力があったんです。
私にとっては。
といったようにですね、
勝手に先を、あるいは広く見えるような分野が、その人に向いているということであって、
同じ人物でも、違う分野のものでは見えなかったりするわけでして、
単純な思考癖だけではないと思うんです。
パントマイムとアートマイムにしましても、
パントマイムをやっている人のほとんどは、アートマイムでは先が見えないんです。
パントマイムの方が先が見える。ただそれだけ。
エクササイズとして人気のヨガとピラティスの違いも、
ボディワークのアレクサンダーテクニークやロルフィングなどの違いも、
様々なスポーツ、様々な表現分野、結局、取り組んでいる人にとって、
どれくらい先が見えるか?どれくらい広さを感じられるか?
だけであって、中身の優劣ではない。
で、注意しないといけないませんのが、
自分が見えているものに気がつき、
それに沿って選択しているかどうか?
です。
人気があるから、憧れの人がやっているから、良い先生だから、みたいな感じでやっていますと、
どうしてもチグハグになってしまいます。
どうしたら上達するのか?高いレベルの技術が身につくのか?の
試行錯誤が下手な人になってしまいます。
器用か不器用かはどうでもいいんです。
私は運動神経良くなったわけで、今の自分にびっくりですから。
結局のところ、好きなことを楽しくやっていく。
他人事ではなく、自分事かどうか?
これに尽きるとは思います。
自分の人生ですから、自分事として、ですね。
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