オーラって見えますか?
私は残念ながら、その力はありません。。
実は、先日の公演で、私が演じている最中、ずっとオーラだけを見ていたという方がいるんです。
そのときの『淵』という作品は、
一人二役、三役という感じのちょっと込み入ったものだったんですね。
その方曰く、
「オーラの色が時々、変わっていって面白いなぁと思って見てたんです。」
「金色だったり、それがすーっと、上のほうが赤になっていたり。」
「あとで、一人二役、三役っていうのを聞いて、そのときに変わっていたのかなって。」
私は
「はぁ〜〜〜〜???」
面白いですね。
とても興味深いものがあります。
それ以上の詳しいお話をする時間がありませんでしたもので、
色の意味などは聞けませんでしたけれど、
とにもかくにも、
それを自分で、生で見てみた〜い!!!
ですよね。
ちなみに、この作品は、当日のパンフレットで演目の解説?に、こんな言葉を載せたんですね。
私が私であることの不確かさ。
私があの人ではなかったことの不思議さ。
不可解であることだけが確かであることの不条理さ。
つまり、
今ここにいる私は、実は、さっきあそこにいたあの人ではないのか?
と、思っている私は、ここにいる私といえるのだろうか?
といったような、まぁ、ここで言葉にしていても、頭がこんがりそうなものだったんです。
ですから、一人二役、三役というのが、四役、五役ともいえる一方、
実はずっと一人(の人間の状態の変化)ともいえる感じなんですね。
それでも、20分ほどの作品でしたが、10分程度に感じて下さった方が多く、
濃密なものを感じ取っていただけていたようです。
で、オーラの変化。
照明は、最初と最後のみ、変化をつけましたけれど、
あとはほぼずっと同じ照明のままでしたから、
オーラの変化は照明には影響されていないと思うんです。
前回の「何かをする」ではなく「何かである」というお話にもつながりますが、
「自分」を外した上で、色を付けるという、このマイムの在りようが、
オーラという目に見える形で提示できたら分かりやすいですよね。
私はオーラを見る力がありませんから、何ともいえませんけれど・・・・・・
10月4日 『身体感性を育てる〜身体と想像力〜』
Body,Mind&Spirit 本当の自分の身体は天才だ!