マイムから
木に触れると表面的な違いではなく、 それぞれの太さや長さ、深さ重さ、質の違いを感じることができます。 物理的には触れていない奥に触れている感じですね。 その時、アイデンティフィケーション(同一化)が起きている。 先日の個人レッスンで、この木に…
イメージするって、何かしらの行動をする際に大事なものとして扱われますよね。 特に表現の場合は、「もっとしっかりイメージして!」みたいなこと、多いかと思います。 けれど、私は「イメージしないで」って、よく言うんです。 このお話は何度かしています…
アートマイムの指導はこれまで長いことしてきていますけれど、 個人レッスンとしてゼロからスタートしていくという初の経験をしております。 これが、これまでの指導を再考させられるような経験になっているんです。 つまり、アートマイムとは何なのか? を…
あらゆる粒子が細かくなって、空間の密度が濃くなり、とろみが生じ、 自分と自分以外の境界が無くなる、全てとの一体感。 実際に体験したら、意外に「そんなものか」と思ったと、クラス参加者の人の感想。 もちろん、この初めての感覚・体験に驚きはしたとの…
踊りと音楽に囲まれてきたという人が、「入り込む」ということについて、興味深い発言を。 本人は踊っている時は特に、入り込みやすいとのことなんですけど、アートマイムのレッスンを受けた時、非常に不思議な感覚がしたと。 これは、アートマイム感覚が味…
筋萎縮症ではないのですが、筋肉に力が入っていかなくなっていく病にかからている方、その方が工夫されている身体の使い方、これは一般の人にも役立つところがあると思いまして、同時に、そのアイデアがJIDAIメソッド、アートマイムと通じるものがあるもので…
感じるって、大事そうですけど、感じてばかりではどうもならないんですよね。 表現者にとってのお話なんですけど、表現するなら、「多くのことを感じなければ!」「感じ取れていないから上手く表現できないんだ」と思ったり、言われたりしがちだと思うんです…
こんばんは。 6/6に、なぜ、終盤で観客の方を向いてこられたときにゾッとしたのか (自分がその瞬間さっと透明になって、演者の空を切る手が自分の中を通る・透るような、自分が幽体離脱してぽっかりと宙に浮くような、消されてしまうような体感があったのか…
皮膚の扱い、皮膚に対する意識は、非常に重要。 美容のお話ではありませんよ。 心と身体にとってのお話。 以前、傳田光洋(でんだ みつひろ)氏の皮膚に関する本を読んだとき、アートマイム習得に当たっての皮膚への意識が功を奏していたのだと確信したんで…
個性と型・形式、両立は難しいですよね。 なんだか自由ということが、何にも優先して素晴らしい価値観であるかのようなところがあります。 多様性が素晴らしくて重要だというのも、その延長線上ですね。 で、逆に個性に乏しいことが、まるでダメなことのよう…
「息の支え」という言葉、歌や管楽器をされていると馴染みがあるかと思います。 そうでないと、初めて聞くという人も多いかと思います。 けれど、スポーツでもダンスでも、何かしら身体を使うことでしたら、どなたでも重要なものなんです。 と、ようやくお伝…
感じていない状態こそ理想。 空気の存在、お腹の調子、良くない時に感じられるもの。 力の発揮でも、物事の進行でも、上手くいっている時は手応えがないもの。 感じようとし過ぎて居着いてしまう。 『動きの天才になる』の最後に、あるエピソードを紹介して…
和の身体ですと、体幹を鍛えても、体幹を動かす訓練をしても、ただ体幹だけが動いてしまい、その先にエネルギーが通っていかない。そうなりやすいというお話です。 日常生活では体幹からは動かないんです。手先など末端から動きます。もちろん、無意識にです…
自分の特徴、持ち味を活かすには、真逆の要素を取り込む。 これは、非常に重要なことだと思うんです。 巷では、短所を克服するよりも、自分の長所を伸ばしましょうと言われたりしますよね。 冒頭の言葉は、これに反するような感じがするかもしれませんけれど…
私のレッスンを長く受けている生徒さんで一人、フリーダイビング(素潜り)を本格的にやっている人がいまして、その人のフリーダイビングでのレッスンの話を聞いていますと、フリーダイビングをしない人(私も含めて)も、フリーダイビングに対応できるよう…
身体表現で何より大事なのは、身体の使い方ではないんですよね。 私が思う、身体表現で何より大事なのは、 ひとの心を動かすこと。 では、「ひとの心を動かす」の「ひと」とは誰のことか? 誰の心を動かせばいいのか? と、ここで、下手に多くの人に届けよう…
私はもともと、運動神経が悪いだけでなく、軽い側湾とともにひどいO脚だったり、(今思うと)学生の頃は足首が浮腫んでいたりと、全く恵まれていない身体だったんです。 (こちらでも過去にお話をしたことがありますね。) にもかかわらず、こうして身体の使…
私は度々、「西洋の身体・和の身体」といった形で、身体の使い方についてお話をしますけれど、これまたいつも言っているように、どちらかしかないということではなく、どちらの要素が強いか?デフォルト(標準状態・初期設定)か?ということなんです。 で、…
今回は、【隔膜理論】のお話。 「かくまくりろん」と読みます。 身体の使い方をよくする上で、非常に重要なものになります。 ただ、私が言い出したので、調べても何も出てこないですよ(笑) 私がこれまでずっと、 「透き間にエネルギーが通る」「張力が重要…
こんな質問を受けました。 「身体や意識の次元が変わった境目は、はっきり分かったんですか?」 私の答えは 「気がついていませんでした。」 前回の記事でお話しましたように、年老いて動けなくなっても表現できる身体を目指していたわけです。 また、演技に…
ゾーンに入る、フロー状態になる。 これは、なんらかの行動を瞑想状態で行なっていることだと、かねてよりお伝えしておりますけれど、 最近アートマイムを学び始めた人が、興味深い発言をしていまして、なるほど!と思ったんです。 この視点はなかったなぁと…
絵は足し算 何もないところに足していく 写真は引き算 余計なものが写らないように消していく と聞いたことがあります。 舞台上、何もないところ、身体ひとつで表現していくとは、絵のような感じですね。 足していく。 けれど、同時に、キャンバスは白くする…
アートや表現という行為には癒しの効果があります。 その癒し効果に対して、意識的か無意識かは人によると思うのですけど、真の癒しになるのか?それとも単なる慰めなのか? というところは大事なのではないかと思うんですね。 私のアートマイムのクラスには…
動く際に、何が重要か? ここを押さえておくかどうかで、日頃のトレーニングやエクササイズの意味が随分と変わってきてしまいます。 多くの人がストレッチや筋トレ、それに似たものをしてしまいますけれど、何を意識して取り組んでいますか? 重要なのは、「…
表現といいますと、日常生活から離れた特別な行為のように思ってしまいますけど、私たちは日頃から常に表現しているんです。 家族といるときと、仕事関係の人といるときと、友達といるときと、それぞれ違う顔ですよね? それは表現。 ただ、表現しているとい…
ここのところ、身体の進化・深化が加速していまして、楽しくて仕方ないのですけど、そこには大切な二人の人の存在がありまして、今回はそのお話。 ひとりは前回の記事のバレエの先生、優子さんです。 直接習ったことはないのですが、ツイッター(現X)や記事…
歌は語るように 語り(セリフ)は歌うように 聞いたことありますか? 踊りとマイムの違いは、歌と語りの違いに似ています。 多くの人にとって、マイムより踊りへの関心が高いと思うんですけど、バレエ、日本舞踊はもちろん、フラやベリーダンスなども、演じ…
手・指は自意識と密接な関係がありますね。 写真を撮られる際、多くの人が昔であればピースサインに代表されるような、何かしら手・指のポーズを作りますでしょ? 何もしないと手持ちぶさたになってしまうんだと思うんです。 あるいは、踊りの世界。バレエや…
先日、久しぶりに屋外パフォーマンスを見てきまして、あらためて思うことがありました。 以前からお話をしていることではありますけれど、 世界観、美意識といったものがあるか?です。 どれだけビジュアル面を良く(人目をひく)しても、世界観がありません…
ゾーンに入る・・・ ちょっと神秘的な感じがしますよね。 この感覚を経験したことのある人が過去に何人か受講されているんですけど、こういった人はJIDAIメソッドの理解が早いです。 「あ、この感覚!」 と、ワークの中で気がつきます。 気がつくので、その…