古武術
武術・武道系のことをされている方はもちろん、身体の使い方の学びで武術・武道系のものに触れますと、 「ねじってはいけない」 という言葉に出会うと思います。 そこから、「なんば」の歩き方が良いとなっていったりするわけですけれど、この「ねじってはい…
体幹と末端がつながりさえすればなんとかなる!と思うんです。 逆に言いますと、体幹と末端がつながっていませんと、どうしても表面的な動きになってしまうだろうなぁと。 和の身体は以前お話をしましたように、無線的つながりの身体で各パーツがバラバラ。 …
力を抜く、脱力が大事だとはよく言われますね。 けれど、言うは易し行うは難し。 言葉の簡単さと比較して、実現が難しすぎる、その要因は、 リラックスという言葉に置き換えても、大体同じようなことですけれど、 力を抜くとは、適切な力が入っている状態に…
良い動きになっているときは手応えがない。 武道系のものではよく耳にする言葉ですね。 相手を押すでも投げるでも、上手くいっているときほど、手応えがない。 自分は何もしていないのに、相手が勝手に跳んでいってしまうみたいな感じです。 では、これ、指…
手にしまても足にしまても、小指の重要性が取り上げられることは多いですけど、 お聞きになったことはありますか? ゴルフや剣道では、当たり前のように小指で握れと言われます。 足も小指が機能していませんと、地面を掴む力が弱くなり安定しなくなります。…
体幹と末端(手先・足先)の関係ですけれど、 和の身体では、体幹自体の動きはなく、末端に伴って体幹全体がひと塊になって動くのが得意で、 西洋の身体では、末端に伴って、自然と体幹の動きが出てくるようになっている。 大雑把には、そんな感じではないか…
身体の使い方は正解があるような、無いような、 分かりづらいところがありますね。 私は基本、有効かどうか?という考え方でして、 「和の身体/西洋の身体」というのも、 有効に働かせられるかどうかが重要であって、 囚われてどちらかしか認めないとか、良…
身体の使い方を良くしていく際に、 相手を力感なく押したり倒したりといったものがあります。 こういった他者になんらかの作用を及ぼす行為は、 結果が分かりやすいく、楽しさがありますよね。 ですから、古武術的なものや合気道のようなものは、 他の武道系…