2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
演技でも表現でも、 身体を動かすのは、 周りの空気・空間を動かす・変化させるため。 といって、周りという外側にだけ 気を向けてしまうと、実は動かない。変化しない。 内に気を向け、内をしっかりさせる必要がある。 遠心力と求心力の関係。 外側だけに気…
今回は、前記事の続きになります。 (仮想的)触覚、(聴覚ではない)音感覚といった体性感覚のお話ですね。 この感覚が、 脱思考を実現させてくれ、 エネルギーの流れをよくするんです。 といいますか、極めて重要というお話。 まずは、体性感覚について <…
思考がエネルギーの流れを、 せき止めてしまう。 といって、 思考をストップさせることに意識を向けると、 やはりストップせず、 ストップさせようとして、思考に意識が向いてしまうので、 どうどう巡りになってしまいます。 どうして、こんなお話をしようと…
声は、呼吸の表れ。 呼吸は、心と身体の境界にあります。 ですから、 声は、心の現れであり、同時に身体の表れ。 自分の声に目を向けることは、 自分の心に目を向けること。 自分の声に目を向けることは、 自分の身体に目を向けること。 『声(音)を身体に…
どうして膝を痛めるのか? それは、身体の重みを膝で受けてしまうから。 本来は、股関節で受けるもの。 膝は股関節と足関節(足首)の間にあって、 様々な方向に負荷がかかります。 ですから、 前十字靭帯と後十字靭帯で、大腿骨と脛骨の前後のズレを 起こさ…
学んでいること、身につけようとしていること、 早く上達できたらいいですよね? とはいいましても、 上達には大きく2段階ありまして、 どちらの段階の上達を考えているか? 大事。 さらに、次元の変換という、 一般的な2段階とは、違ったものがあるんです…
能の謡いを習い始めて、半年が経ちます。 といいましても、カルチャーセンターで2週に1回20分ほどですけど。 あとは、やはり2週に1回、 本当の稽古場で他の方たちが、一斉に謡っているところに交じって 謡っているといいますか、聞いているといいますか……
音は、 目で見ることはできませんし、 触れることもできません。 けれど、 音に、 手触り感を覚えることはできる。 だからこそ、 私は、音を出さない身体表現に、 音を見たい。 音を見せたい。 私は、どんなに凄い動きをしている表現であっても、 その人に内…