演技でも表現でも、
身体を動かすのは、
周りの空気・空間を動かす・変化させるため。
といって、周りという外側にだけ
気を向けてしまうと、実は動かない。変化しない。
内に気を向け、内をしっかりさせる必要がある。
遠心力と求心力の関係。
外側だけに気を向けているとき、
実のところ、人からは
「この人は、自分に気が向いているな。」
と感じている。
「この人は、外に気を向けている(つもりになっている)自分が、愛おしいんだな。」
と。
逆に、外側への働きかけがなく、
自分の表現にだけ気が向いていると、
「この人、がんばって表現しているな。」
と見られる。
もちろん、表現は、受け取り手の好み。
どれが良い悪いということではありません。
自分が何をしているのか?
何を目指しているのか?