オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

「きれい」も「汚い」も美しく

歪んでいても、

エネルギーが通っていれば

美しい。



きれいでも、

エネルギーが通っていなければ、

汚い。




私は表現において、
このことは、
とても重要なことだと考えています。


私は美しさを重視しています。


美しさの力には、
だれも抗えないと思うんです。


目に見えるものでも、
見えないものでも、
思考でもなんでも。


それは、自然で無理がない、
つまり、
エネルギーが通っているからだと思うのです。


これは、
「きれい」とは異なります。


「きれい」は
単に見た目の心地よさです。



ですから、
きれいな動きを意識したものは、
美しいとはいえず、
きれいであればあるほど、
却って、
いやらしいものに見えることがあります。


これには、
心の問題も絡んできます。

きれいに見せようという気持ちが、
却って醜くしてしまうことがあります。



逆に、
歪んだ、一見醜い動きでも、
エネルギーが通っていれば、
美しさが漂います。




表現の場で、
醜い姿はさらしたくないという人は多いと思います。


一方で、
きれいにすることを避け(嫌悪?)
汚い感じを好んで行なう人もいると思います。


汚い、醜いものは、
世間一般的にはタブーなところがありますから、
却って、
好まれるところもあります。


ただ、私は
こういったものは、
ある限られた人たちの間だけ、
一時的なものだと
思っています。


破壊のパワーですから、
続きません。


ある時から、模倣が始まります。
似非破壊ですね。



けれど、
エネルギーが通っていれば、
美しくなりますから、
多くの人に受け入れられ、
続いていきます。


では、
きれいなものは、どうか?


私は思うのですが、
心地よさだけでは、
つまらなくなってきます。


ですから、
きれいなほうが、
多くの人に受け入れられるとはいえ、
物足りなくなるでしょう。



かといって、
そこに歪んだ醜いものを
取り入れたとしても、
表面的なものに過ぎず、
無理感が漂いますし、
安っぽくなるか、
痛々しくなるか、
でしょう。



だからこそ、
美しさが重要になるのです。


エネルギーが通っているかどうか?

エネルギーの純度が高いかどうか?



美しさに、
表面的な「きれい」や「汚い」は
全く関係ありません。


どちらもあるのが、この世界です。
どちらかに偏っているのは
どちらかに対して目を閉じていることです。


見たくないものを
見ないでいる(表現しないでいる)のは、
心地よいかもしれませんが、
真実とはいえません。




「きれい」も「汚い」も

美しく舞台上に存在させたい。


私はそう思っています。




次回公演

6月30日(日) @シアターX(カイ)














ワークショップ


2月16日 ※残枠 1名

『美しい背中は肩甲骨から』@hana

https://www.facebook.com/events/471882326670773/


2月17日 午前  

『原始歩き&アーシング




2月17日 午前 

体幹力と脚の螺旋運動

https://www.facebook.com/events/302131610304505/



2月17日 午後

『トーラス呼吸〜エネルギーワーク〜

https://www.facebook.com/events/543033932827608/



2月24日 

『声(音)を身体に響かせる 丹田(上中下)編




3月3日
 

『パンチ・突き・手刀 〜力まない腕・肩〜

https://www.facebook.com/events/239087940350448/



3月9日 

『バレエ(西洋)の身体

https://www.facebook.com/events/369515413859845/



3月17日
 

『膝の力みと恐れ 〜重力を推進力に変える〜

https://www.facebook.com/events/656153821466904/






3月24日 

『エネルギーと脱力 〜響声を活用して〜

https://www.facebook.com/events/748732082165087/





レッスン


Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!







マイムから心と身体の平和を


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