オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

自分のリアルを大事にしてはいけない。

セリフ、歌詩・・ どんな言葉、どんな言い回しを選ぶか? 人に伝える・・ どんな調子で言うか?歌うか? どんな声で言うか?歌うか? ごく当たり前に大事にすることですね。 さて、身体演技では? ちなみに、身体運動表現は運動がメインですから、 ここでは…

ミュージカル「アニー」に挑戦した女の子

ある日、メールが・・ 「娘(小学生)のプライベートレッスンを お願いしたいと考えております。 現在「アニー」というミュージカルの オーディションを受けており、 そのためのダンスを考えております。 子供が気持ちや身体を解放させ、 どこまで自由な発想…

呼吸が出来ない状態では何をやっても仕方ない!

呼吸が出来ない状態では何をやっても仕方ない。 呼吸の練習をしても仕方ない。 呼吸が出来る状態を維持する力、能力を身につけることが、なにより重要! と、冒頭から過激な発言となりました。 で、確かに過激は過激なのですが、重要なことだと、ここのとこ…

身体が9割 内面は1割

身体演技を身につけるにあたって、 身体が9割 内面は1割 そう思ってもいいくらいだと考えます。 ただし、内面を軽視するものではありません。 その9割にあたる身体を 活かすも殺すも、 1割の内面。 身体表現では、2つのタイプが見られます。 ひとつは …

重心移動の真実!?

重心移動・・・よくいわれる「体を棒のようにして倒す」という考え方のおかしさを、 前回お話しました。 では、どうやって重心移動を生み出したらいいのか? 今回は、そんなお話。 私は飛脚にその答えを見つけました。 (人によっては、何を今さらかもしれま…

重心移動の嘘!?

重心移動!!! 代表的なものがランニングのレッスンになるかと思いますけれど、 よくある説明に 「体を真っすぐにしたままで前方に倒れる(前のめりになる)、棒を倒すような感じで、 そうすると、勝手に足がついてくる」 というもの、ありますでしょ? こ…

和の身体と西洋の身体 +α (バレエ)

和の身体はイン(内向き)。 西洋の身体はアウト(外向き)。 “+α”になります。 前回「その6」で、一旦まとめとしたのですけど、 あまりに大きな発見をしてしまい、 書かなくては! となりました(笑) 一連のお話の中で、私の和の身体と西洋の身体の使い…

和の身体と西洋の身体 6 (ケガ)

和の身体はイン(内向き)。 西洋の身体はアウト(外向き)。 “その6”になります。 今回で、一旦のまとめとしたいと思います。 そもそも、このことを話題にしましたのは、その1で申し上げましたように、 「自分の身体と、その技術が成立する土台になってい…

和の身体と西洋の身体 5

間が空いてしまいました。 和の身体はイン(内向き)。 西洋の身体はアウト(外向き)。 “その5”になります。 その1で、 和は下丹田の身体で、西洋は中丹田の身体 という言い方をしました。 下丹田とは、臍下丹田いわゆる丹田でおへその下、中丹田とは胸…

体幹の鍛え方の間違い 3 (鍛えたからといって、機能するわけではない?)

世に広まっている、体幹の考え方、鍛え方に間違いが見られるというお話、 3話目になります。 (今回で、ひとまず終わりです。) 前回最後に、 「体幹は力が抜ける必要がある!」 というお話をしました。 それが、 「固まる」と「固める」の違いになると。 …

体幹の鍛え方の間違い 2 (体幹は力が抜ける必要がある?)

前回、 「世に広まっている、体幹が大事だというのは間違いないのですが、 考え方、鍛え方に間違いが見られます。 体幹は、固まる必要はあるのですが、固めてはいけないのです。」 で、始まりまして、最後に、 「とはいえ、負荷が大きいときには、筋力は必要…