間が空いてしまいました。
和の身体はイン(内向き)。
西洋の身体はアウト(外向き)。
“その5”になります。
その1で、
という言い方をしました。
(ちなみに、眉間、第三の目のあたりを上丹田といいます)
ここで、ちょっと面白いお話が。
アートマイム、オーガニックマイムはポーランド人が創り出したマイムなんですね。
けれど、世間一般(世界的に見ても)でいうパントマイム、マイムは
フランス人が創り出したものなんです。
いろいろ違いはあるのですけど、
という違いがあります。
(フランスマイムという言い方はありませんが、ここでは便宜的に使っています。
ポーランドアートマイムという言い方も同じです。)
まぁ、「あります」というほど、フランスマイムを知っているわけではないのですが、
フランスマイムの代名詞ともいえるマルセル・マルソーを見ると分かりますが、軽いですよね。
それに対しまして、ポーランドアートマイムは重い。
日本のパントマイム界は、私たち以外は皆、フランスマイムが源流です。
ですから、軽い感じがあります。
ちなみに、ここでいう、軽い重いに優劣はありませんよ。
重心が上のほうにあって軽やかな感じか、重心が下にあって重さを感じさせるかといったことです。
エネルギーの方向が、上方か下方か
ということにもなります。
ポーランドはロシアに近いと思うのですが、
バレエでもロシアとフランスとでは違うと聞きますし、
ロシアにはコサックダンスという、特殊な踊りがあるぐらいですから、
やはり身体性の違いというのがあるのでしょうね。
(バレエに現れるこの辺りの身体性について、楽しくお話できる人がいたらいいなぁ。。)
11月17日 『刀の扱いから、身体の使い方とエネルギーの伝わり方を学ぶ』
11月24日 『呼吸力 こきゅうぢから』
来年 1月27日
『マイミクロスコープ
〜夜のアートマイム劇場〜』
Body,Mind&Spirit
本当の自分の身体は天才だ!