前回の記事から、随分経ってしまいました。
既に読まれている方もいらっしゃるとは思いますが、
先月末の公演後に
「日本アートマイム協会」のページで上げた記事を
紹介させていただきます。
今回の公演では、去年5月にポーランドで行なってきた
アートマイム・プレゼンテーションの再現が、ひとつの目玉でした。
25分くらいだったでしょうか?
現地では、私の英語からポーランド語への通訳もあり、
45分枠を目一杯に使って行なわれたものです。
かなり凝縮した内容になっていて、
これまで断片的にお話してきた内容と、
さらに突っ込んだ内容とが合わさり、
ご来場の方々(これまでで、最多 !!! )に深く届いたようです。
その後の質疑応答では、いつにも増して深く濃いものとなり、
気がつけば、劇場側からストップが掛かるほどの、時刻になってしまいました。
ご来場の方から、こんなメッセージをいただきました。
「JIDAIさんのマイムは、お客さんを演者の世界に引き込みます。
その後のトークでは、種明かし的な事をして、
別の次元からもお客さんを迎え入れていました。
(前衛ゲイジュツ気取りじゃない、というか)
そして、種明かしって、アーティストにとって、
ある意味では、ものすごく勇気がいる事だと思うんです。」
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この種明かし的なお話は、確かに
「しないほうがいい」
と言われたりもします。
けれど、私はこのアートマイムが、
誰にでも開かれた表現技法
であることを伝えることで、
ひとりでも多くの方に、実際にやってもらいたいのです。
質疑応答の中で
「瞑想的な状態、ニュートラルな状態でいながら、
かつ、感情豊かに表現するというのは、
JIDAIさんの個人的な力なのか?それとも他の人でも可能なのか?」
に対して、
「生徒さんたちも、短い時間であれば、
実際に体験・実現しています。」
と、お答えしたように、
具体的なアプローチ法があるのです。
さらに、
「精神的訓練と身体的訓練、どうしているのですか?
精神的訓練のほうが大変そうですが?」
「分けては考えません。
視覚や触覚などの使い方によって、
同じものとして扱えるようになります。」
と。
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この日ご来場の方から、
翌日!アートマイム塾への入塾申し込みがありました。
うれしいですね。
いつでもお待ちしております。
公演
5月31日
『マイミクロスコープ
〜夜のアートマイム劇場〜』
ワークショップ
2月9日
『力まないフルスイング』
レッスン
Body,Mind&Spirit
本当の自分の身体は天才だ!