オーガニック・アートマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

西洋の身体・和の身体 男性性・女性性 自律神経

私は度々、「西洋の身体・和の身体」といった形で、身体の使い方についてお話をしますけれど、これまたいつも言っているように、どちらかしかないということではなく、どちらの要素が強いか?デフォルト(標準状態・初期設定)か?ということなんです。 で、…

その道の高いレベルの人から教わる際の注意点?

以前、SNSでこんな感じの発言を見かけました。 「なぜ、最高峰の人から学ぼうとしないのか!?」 どう思われますか? 私は、最高峰なんて大袈裟なものでなくても、レベルの高い人から教えてもらえば良いとは、思わないんですよね。 教え方のレベルではありま…

ねじってはいけないのか? 螺旋とは?

武術・武道系のことをされている方はもちろん、身体の使い方の学びで武術・武道系のものに触れますと、 「ねじってはいけない」 という言葉に出会うと思います。 そこから、「なんば」の歩き方が良いとなっていったりするわけですけれど、この「ねじってはい…

隔膜理論とは?

今回は、【隔膜理論】のお話。 「かくまくりろん」と読みます。 身体の使い方をよくする上で、非常に重要なものになります。 ただ、私が言い出したので、調べても何も出てこないですよ(笑) 私がこれまでずっと、 「透き間にエネルギーが通る」「張力が重要…

発声の際、本当に口は大きく開いたほうが良いのか?

歌ではよく「口を大きく開けて」と言いますし、実際、オペラなど声楽家の方は口をしっかり開けて歌っていますよね。 けれど、能の謡などはあまり開けません。 オペラも能も、声は響き、遠くまでしっかり届きますのに、この違いは何なんでしょう? 口は開いた…

動きの改善で意外に見落としがちなこと

動きを改善する際、極めて重要であるにもかかわらず、意外に見落としがちなことがあるんです。 それは、自分の動きを確認しないこと。 分かりやすい例を挙げますね。 「踵から着地して歩いてみて下さい。」と言われて、どうするか? (踵から歩くことの良し…