オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

“生きる” を経験する

『ピアニストは語る』
(著:ヴァレリー・アフェナシエフ)
という本の書評の中に、
こんな表現がありました。


なぜ、こんな音を出せるのか。
(中略)
メロディ(旋律)よりハーモニー(和声)を重視していること。
(中略)
私はいつも文学に置き換えて共感している。

すなわち、物語よりも言葉を重視する。

物語(メロディ)が一方向に流れる時間ならば、
言葉(ハーモニー)はその瞬間の現在を満たすもの。

物語ばかりを優先しすぎると、
現在のかけがえなさが失われてしまう。

(評:星野智幸 小説家)



なんて、響いてくる言い回しなんでしょう!

こんな風に、語ることができれば、
アートマイム、オーガニックマイムの何たるかを、
まだ観ぬ方に上手に届けられるのに・・・


「その瞬間の現在を満たすもの」 
「現在のかけがえなさ」

このことを迷い無く味わってもらうために
物語を紡ぐ。

それが、私の考えるマイムです。


そして、それこそが

『生きる』

ということだと思うのです。


私たち人間は、物語無くしては生きていけません。
けれど、
物語に囚われ過ぎると、
瞬間々々を生きることができません。

それは、
感じることができないということ。
頭の中に、解釈の中にいるということ。



なぜ、マイムは言葉を使わないのか?

物語よりも大事なものがあるからです。



「言葉にすると、こぼれ落ちるものがある。

言葉が生まれる前、すべてがあった。」



その瞬間の現在が満たされるように、 

現在をかけがえのないものにするために、

アートマイムは行なわれるのです。


アートマイムは『生きる』を経験することなのです。







公演


1月27日
       

『マイミクロスコープ 

〜夜のアートマイム劇場〜』

  
今夜は20時開演

新作とともに、

ポーランドで行なった映像でのプレゼンテーション

も、お楽しみに!  
     




ワークショップ

1月12日 

『響声歩き〜声による心と体のチューニング〜





1月15日 

『重心移動と肩甲骨 <動作塾 特別講座>





1月15日 

『原始歩き同好会






1月19日
 

『刀の扱いから、

身体の使い方とエネルギーの伝わりを学ぶ






1月22日
 

『力まない下半身

https://www.facebook.com/events/1647432071949034/




1月26日
 

『声(音)を身体に響かせる



  
     


     
               
レッスン


Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!







マイムから心と身体の平和を


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