新年明けましておめでとうございます。
今年は6月に大きな企画を予定しています。
どうぞお楽しみに!
さて、
作品上演してきました。
招待5回目のワルシャワ。
本格的にソロ作品を上演したのは、
3回目。
『獣』(2014) 『黒い空』(2016)
今回は『崩滅』
これまで私の作品に対して、
全く何も言及してこなかった
アートマイムの開祖ステファン氏。
それが今回、
公演翌日に面と向かってというだけでなく、
後日メールでも・・・
I would like to say
THANK YOU for Your Great Performance.
People admire Your work.
ありがたいことです。
その後、
ポーランドのみなさんの感想が届きました。
その中でも、
特に面白いと思ったことがあります。
今回の作品『崩滅』で、
多くの人が
人間の心理、
それもキリスト教の教え
を思い出したと。
日本では、ついぞ聞いたことのない感想です。
身体に関することで、
日本でも多くの人が感じていると思うのですが、
とてもシンプルな言葉で…
「筋肉が強いわけでもなく、
柔軟性があるわけでもないのに、
何だか凄くて、
でもその凄さが何なのか分からないー!?」
よく分かります。
だから、観た人が他の人に勧めるとき、
言葉に詰まる(苦笑)。
表現面では、
「気持ち悪い場面があっても、嫌な気持ちにならない。」
日本でもよく言われます。
このことは、
表現において非常に重要なことだと思っていまして、
かなり敬虔なキリスト教文化の国でも、
通じる感覚であることに、
うれしさを感じます。
作品の内容については、
「こういう事は1人で考えたいから、
感想を言う気持ちになれない。」
「うまく言えないけど、
心の深いところに何かが届いた。」
これも、よく分かります。
だから、観た人が他の人に勧めるとき、
言葉に詰まる(苦笑)。
さて、
これからも作品を創り続けます。
人間や宇宙に対する見方を提示していきます。
舞台上で私は、私ではなくあなたです。
あなたは私を観るのではなく、あなた自身を観ます。
私を通して。
~アートマイムから心と身体の平和を~
次の作品、
6月の大きな企画、
楽しみに待っていただければ幸いです。