また小さな子どもが、親の虐待、育児放棄で命を失ってしまいました。。。
こういったニュースを耳にする度、その子たちが
どんな気持ちで生きていき、そして死んでいったのかを想像してしまいます。
小さな子どもにとってはどんなに酷い親でも、絶対に大好きな、この世で一番大好きな存在だと思うんです。
もちろん、お腹がすいたり、どこか痛かったりすれば、泣くでしょう。
けれど、それは親を責めているのではなく、単に身体の苦しみを声を出す事で、少しでもやわらげようとする、本能的なものだと思うんです。
小さな子どもは、親はいつでも自分を愛してくれていると信じて、疑いなんかこれっぽちもないはずなんです。
そして、親がかわいがってくれないのは、自分が悪いからだと、全てを自分のせいにしてしまうんです。
「お母さんは悪くない。私がきちんとしないからいけないの。」
肉体としての命の灯火と、精神の命の灯火と、どちらが最初に消えていくのでしょう・・・
肉体が消えていく間際まで、お母さんお父さんを愛している・・・
精神がもう、誰かを愛することが出来なくなっていく、生命としての感情を失っていく・・・
どちらにしても、その灯火が消えていくときの、儚さを想像すると・・・
命の輝きに満ちた小さな子どもの、その輝きが消えていく儚さ・・・
まだ誰のことも疑うことを知らない、純粋な心が闇に消えていくそのさま・・・
深い闇に落ちていくこどもの顔を、声を思い浮かべてしまいます。