赤ちゃんって、一体いつから意識を持つんでしょうねえ?魂がいつ宿るかっていうことと、同じ意味でなんですけど、これって不思議じゃありませんか?
まあ、不思議なことはもちろん、答なんてだれも知らないから、胎児の扱いが法的にはもちろん、感情的にもいろいろと揺れるんでしょうけどね。
それに逆といいますか、意識を持たなくなる、魂が消えるというのも、一体いつなんでしょうね?一般的には死んだときなんでしょうけど・・・でも、その死というのも、脳死だとかなんとかで、揺れていますしねえ・・・
法的にはどこかで線引きをしないと、法としての機能を果たしづらいですから、本当はどうなんだということとは関係なく、決まってしまいますけど、そうやって線引きをされると、何故だか(何故ってこともないんですけど)みんな、それが本当だと思い始めてしまうんですよね。
といいますか、それを本当のこととして、受け入れようとしていくうちに、本当のことになってしまうんですね、きっと。
いずれにしましても、それでも、やっぱり本当のことは、分からないわけで、そもそも意識とか魂というものが、肉体とは別に存在しているんでしょうか?
肉体とは別に存在しているのであれば、いわゆる自分というのは、この意識・魂のことで、肉体ではないんでしょうかね?
確かに、肉体は借り物だなんていうことも聞きますけど、だとしますと、この肉体の心臓や脳は誰?
心臓が停止しようと、脳が死んでしまおうと、それらが自分でないのなら、自分はまだ死んでないのでは?
それともやはり、心臓でも脳でも肉体が死ぬと、自分も死ぬ?
胎児はどうなんでしょう?
お母さんのお腹の中で、心臓や脳がどの程度まで出来上がっているかにかかわらず、自分がいたり、いなかったりするんでしょうか?
ぅ~んむぅぅ・・・分からなさ過ぎますねえ・・・だいたい、肉体と呼べるのはいつからなんでしょう?細胞ではなく、肉体。
なんとなく見覚えのある生き物の形をしてきたら、肉体?心臓が出来たら?脳が出来たら?
とはいえ、その見覚えとか、出来たということですら、どこで線引きを?
あらら、どうしましょう?
意識や魂は、肉体と別ではないし、一緒でもない。ですから、決して意識や魂がどこかからやって来るわけではないし、肉体の生育に伴って徐々にはっきりしてくるわけではない。どこかへ帰るわけでもなければ、肉体と共に消滅するわけでもない。
死後も生前もない。
ただ、今、自分がいるというだけ。
このことしか言えない・・・
と言いつつ、死後の世界とか、生前記憶とか、覗いてみたいと思ってしまう私は・・・あぁ。。。