ぅをっっ!
世の中にこんなチョコがあったとは!!!
美味しいとか美味しくないとか、そういったことではないんですけれど・・・
いえ、とっても美味しいんですよ。ただ、そういった驚きとは違う驚きのチョコなんですよ。
お土産にといただいた、シチリア島のチョコ。それもその島でしか作っていないというチョコ。
写真を見ていただいて分かりますかしら?
あまり色みが良くないですけれど、実際、あまり良くはないんです。
普通はチョコの表面は艶っとしていますでしょ?
テンパリングという、チョコレートを作る際にはと~ぉっても大事な作業ですね。
ところが全くもって艶ってしておりませんのです。
封を開けて見た時には、かなりの衝撃でしたわ。
なんだ!?これは・・・
乾燥したカレールーか・・・???
しかもですよ、ほとんど切れ目が無いに等しいような、一片当たりが巨大なカレールー・・・
まぁ、それでも包丁で切ればいいわけで、、、と思っていましたら、想像以上に固い。固い。。。
と、、、表面の固いところを過ぎますと、今度はザクッと細かな破片クズを飛ばしながら、割れるように切れ・・・
う~ん、、、チョコを切って、何故こんなにもザラザラした大量の破片クズが飛び散るのだろう???
写真でどこまでお分かりいただけるか分かりませんけれど、断面がかなり白いですよね?
これお砂糖です。
そう、このチョコは
カカオと砂糖だけで作られているんです。
以前、ここで話題にしましたカカオ99%チョコの類いとは全く異なりまして、このシチリア島のチョコには、カカオバターが使われていない!!!んですよ。
で、しかも砂糖が溶けていない!!!
感じとしましては、粉にしたカカオと砂糖を混ぜて押し固めたような・・・
ですから口に入れますと、ジャリッと?ザラッと?
どこか和菓子の落雁を思わせます。
なんだかとっても不思議な、、、口の中にはチョコなんですけど、頭の中には?ハテナマークがいっぱぁ~い。。。
けれど、これが美味しいっ!
カカオバターという油分が含まれていないので、とてもあっさりとしていまして、いわゆる高級チョコとはまた違った味わい。
高級チョコは都会的でセクシャルな感じですけれど、
このチョコは素朴でのどかな自然を感じさせますね。
おばあちゃんのおにぎり、といったところかしら?
いやぁ~~~、こんなチョコがあるんですねぇ。
たまりませ~~~んっ!!!
ありがと~~~ぉっ!