菓子パンやお菓子を買う時、どうしても裏の原材料を確かめずにはいられないんです。
何だか、他人の不正に目を光らせているようで、嫌だなと思いつつも、確かに騙されないぞぉ~っ、という思いはあるんですよね。
気にしているもののひとつに、「マーガリン」「ショートニング」類があります。
これは、新聞やニュースでも取り上げられることがあるので、ご存じの方も多いと思いますけど、心臓疾患やアレルギーのリスクが高まると言われていて、欧米では一部、販売が禁止されていたり、ニューヨーク市では、市全体で、飲食店から追放しようかとさえ検討されているようなんです。
「マーガリン」「ショートニング」は、植物油脂に水素を添加して作っていて、そのことでトランス脂肪酸を生み出してしまうらしく、このトランス脂肪酸が、体に悪さを与えるようですよ。
プラスチックと同じ製法らしく、「マーガリン」「ショートニング」をプラスチック脂肪と呼んだりもするんですって。
でもこれら、「マーガリン」「ショートニング」は軽い味わいで、さっくり感がでるので、バターのように重くならず、食感を際立たせるには、非常に便利なものらしく、しかも安価なので、おそらくお菓子メーカーには、無くてはならない優秀な食品(?)・・・科学物質?なんでしょう。
機会がありましたら、菓子パン、お菓子類の原材料を見てみて下さい。よ~く使われていますから。
「加工油脂」「植物性油脂」も同じこと。(植物油脂は水素添加される前の、いわゆるサラダ油のようです)
「ファットスプレッド」もそうですよ。これはクリーム系の菓子パンに多い。マーガリンのようなものです。
一見、高級路線のようなクッキーなんかでも、かなりの割り合いで、これら「トランス脂肪酸含有油」が使われているんです。
私は作り手の良心を、ここに見ていまして、「マーガリン」「ショートニング」「加工油脂」「植物性油脂」等を使わず、「バター」のみを使ってありますと、
「おおっ~!」
と、意味も無く、買ってしまいたくなってしまうんです。
で、実際、バターをきちんと使ってあるものの方が、体が喜んでいる感じがするんです。
まぁ、思い込みかもしれませんけど、「マーガリン」類で作られたものですと、どうも体に違和感を覚えるんです。
とは言いましても、今の日本で、甘いもの好きから、プラスチック脂肪を完全に遠ざけることは、やはり難しい。
なにせ、美味しそうなものたくさんありますからねぇ。
ということで、「はやく良心を見せて。」とお願いしつつ、今日もいただく「プラスチック」。