オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

2005/12/11 Sun カカオ99%に異変が!?

リンツの99%チョコですけど、以前のものと今のものとで、原材料に違いが!?
以前のものは「カカオ・砂糖」だったんですけど、今のは「カカオマス・低脂肪ココアパウダー・ココアバター・砂糖」なんです。

随分と変わってしまいました。外箱は何も変わった様子はないんですよ。変わったところといえば、内箱の金色が、わずかにブロンズっぽくなったことくらいでしょうか。

で、味なんですけど、食べ(舐め)比べてみますと、口に入れた瞬間の香りが、今のものの方が柔らかで甘い感じ。口溶けも今の方が滑らかですし、苦味も少ない。って感じでしょうか。

食べやすくしたんですね、きっと。
このチョコ、チョコの顔をしてお菓子売り場に並んでいますけど、実態はもはやお菓子ではありませんから、マニア向けではなく、一般の購買者の趣向に合わせなくてはってとこでしょうか。

以前のものは、じ~っと舐めていますと、私にはオレンジのような風味が感じられたんですけど、今のはものには感じられなくなってしまいました。
でも、好みの問題は別としましても、この両者の違いを味わえたことは、楽しく貴重な出来事です。ありがたや、ありがたや。

ところで、カカオ99%って、どこまでのことをいうのでしょう?低脂肪ココアパウダーとココアバターも、含まれるんでしょうか?
食べた感じからしますと、砂糖1%は変わっていない気がしますから、やはりパウダーもバターも、カカオってこと?

ぅん~・・・不思議。
ココアバターまでカカオってことになりますと、ホワイトチョコもかなりのカカオ含有量になってしまうんですけどねえ。
ホワイトチョコといいますのは、砂糖とココアバター脱脂粉乳の固まりみたいなもので、カカオは入っていないという認識なんですけど。どうなってるんでしょう?

まあ、世の中面白いものです。さりげな~く仕様変更をして、ほとんどの消費者は気付かず仕舞い。
仕様変更がいい悪いとは別に、やはり知らせて欲しいですね。違いを楽しむチャンスでもありますし、「話が違うじゃないですか!」ってことも起こりませんからね。
カカオ99%に、世の中を垣間見た気がしました。