「老化防止のために、脳を鍛える」って、どういうことなんでしょうねえ?
その鍛えた脳で、何をしようとしているんでしょう?
そもそも、何かやりたいことがあり、やっているのでしたら、そのことで必要な脳は使われているわけですから、何もやみくもに、パズルやら計算やら、ぬり絵やらで、脳を鍛える必要なんて、ないと思うんですけど・・・
脳を使う必要の無い生活の結果、脳が衰えていくのだとしましたら、脳を鍛えたとしましても、やはり、相変わらず、その脳を使う機会は無いような・・・
と、なりますと、鍛えた脳で、また更に脳を鍛えるというだけのことになってしまう・・・つまり、
「老化防止のために生きていく」
ということになる。
ふ~ぅぅ。。。ちょっと、よく分らないです・・・
アンチエイジングというのも、似たような感じがしてしまいますね。
何か、「老い」という「死」を暗示させるものに抵抗することで、生きるという「生」の充実感を味わおうとしているような・・・
まあ、人のことは言えませんけど、「生」とか「死」というものを考えない(超越した)ところに、本当の「生」があるような気がするんですよね。
とは言いましても、「老い」には抵抗しなければならないというのは、経済を動かすためには、都合のいい洗脳になるんでしょうね。
常に「老い」に向かっている私も、この先どんな価値観を持って生きて行くのやら・・・ですね。