オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

心はCD?

心って、見ること出来ませんよね?

けれど、誰でもみ~んな、他人の心を感じていますでしょ?
どうやって感じてるんでしょう?

心で感じてる

は、答ではありませんね。
どこで?ではなく、どうやって?ですから。

目をつぶってみましょう。耳もふさいでみましょう。触られないように、檻にでも入ってみましょ~っ。

どうですか?こういった感覚をシャットアウトしますと、他人の心は感じられないはずです(100パーセントとは言いませんけど)。

まあ、普段の生活で、そうそう他人に触れるってことはないでしょうから、ほとんどは、

見ることで、聞くことで、他人の心を感じているわけです。

で、逆に言いますと、自分の心を感じさせるには、体や行動、言葉や声(息遣い)で、表さないと、他人には伝わらないってことですね。

いずれにしましても、心というソフトは、身体というハードを通しませんと、現れてこないということ。

CDに喩えますと、よく分かります。

CDにどんなに素晴らしい音楽が書き込まれていましても、プレーヤーというハードがありませんと、絶対に聞くことは出来ませんでしょ?

(CDを見ているだけど、音楽が聞こえてきたら、病院に行くことを、お薦めしますわ。)

で、さらに、プレーヤーが最適な回転で、きちんと読み取り、スピーカーに適格に信号を送り、適当な音量で、狂いのない音を再生してくれませんと、やはり、本当のCDの音は、聞こえてこない。

そう、心を適格に表すには、身体が適格に動くこと、身体の中の信号が、スムーズに流れてくれることが、重要ということ。

いいプレーヤーですと、同じCDでも、いい音に聞こえますから、身体もいいに越したことはありませんね。

ただ、まあ、お気付きかもしれませんけど、やはりCDの音楽、つまり心が素晴らしくありませんと、プレーヤー、つまり身体がどんなに素晴らしくても、いい音は望むべくもなく・・・あぁ。。。

どんな心を、どんな身体で表すか?

ソフトもハードも(心も身体も)、どちらもバランス良く、磨かないといけないみたいです。。。

私、がんばれるかしら?