オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

前世~っ!?

前世というものがあるのかどうかは、分かりませんけど、退行催眠なんかで見たりするものが、必ずしも前世の光景とはいえないと、思うんです。
あれは、今生きている誰か、ある人の意識みたいなものに、コネクトしたものなのでは?と思うんですよね。

生まれ変わるというのは、ちょっと理解が出来ません。
前世のある人物から、現世のある人物へ、どういうタイミングで乗り換えるんでしょう?全く同時なんでしょうか?それとも、一時的に、何処かいわゆる、あの世みたいなところで、待機しているんでしょうか?
もし、待機していることがあるのなら、その待機中のことを、思い出さないのは、何故なんでしょうか?

まあ、いろいろと疑問はあるんですけど、それは取り敢えず、置いておきまして、現世の人の意識とコネクトというのは、体験はしたことありませんけど、理解は出来ます。

そもそも、この肉体にしましても、原子やら何やらの粒子の集合体だとすれば、肉体と空間に明確な境は無く、ぎゅ~っと集まってるところ(肉体)と、うすいところ(空間)があるだけ。
よくいう、全てはひとつの状態。

意識も同じこと。各人の意識が完全に独立しているなんてことはなく、繋がっている。もし、繋がっていなかったとしましても、周波数が合えば、キャッチ出来るはず。無線での送受信と同じです。

ですから、催眠などによって、現世のある人の意識にコネクトすることで、当人では知り得ないことでも、話せたりする。
歴史上の事実と一致しているから、やはり前世はあるんだ、なんていうのも、実は、コネクトした先の現世の人物の意識下にある歴史上の事実、だと考えられないでしょうか?

つまり、歴史上の事実というのも、ほんとに過去にそのことが、あったかどうかということではなく、あったこととして、現世の誰かの意識の中にあるわけですから、過去といえども、過去にあるわけではなく、現在にあるんです。

ですから、史実と一致するのは、当然と言えば当然。
逆に、史実とは明らかに異なることを、言い出すと、恐らく、それは前世ではなく、単なるその人の妄想と片付けられてしまうのでは?

とにもかくにも、前世だと証明し得るには、現世に残っていることとの、整合性が必要なわけで、となれば、やはり、今この現世のことでしかない、と思うんですけどねえ。

まっ、もし前世があるのでしたら、世界が国を上げて、調べ上げて、ムー大陸でも何でも発見出来るでしょう。