夕焼け、きれいでしたね。ご覧になりましたか?
オレンジ色の夕焼けを背にした富士山が、くっきりとしたシルエットを現してくれていまして、走る電車の中からひとり楽しんでいました。
(関心のありそうな人が見当たらなかったんですけど、なぜなんでしょ?)
あの紅く染まった遠くまで広がる空と雲を見ていますと、ふっと、
空白に落ちたような不思議な気持ちに襲われます。
届かぬはずの宇宙の果てに放り出されたような感じかしらね?
ところで、宇宙は膨張と収縮を繰り返しているらしいですけど、そのためのスペースはどこにあるんでしょうね?
それは宇宙ではないの?
その境目は固くて通り抜けられないのかしら?
それとも薄い膜?
もし行き来出来るのならば、向こう側も合わせてこちらと同じひとつの宇宙のはず・・・いやぁ、不思議、不思議。
宇宙のありようといいますのは、考えても答えがでませんね。
まるで意識そのもののような感じがしません?
空間という何か物理的に存在しているような宇宙が、モノとしては存在せず、けれど確かに存在している意識という形に似ているような・・・
まぁ、答えがでないわけですから、考え過ぎますと、また意識にぽっかりと空白が生まれてしまいそうで、、、
・・・そう、夕焼けがきれいだったんですよ。