公演、無事に終了しました。
お忙しい中、観に来て下さいましてありがとうございました。
お時間の都合がつかず、ご来場いただけなかった方もお気にかけて頂けていただけていましたら、ありがとうございます。
そして、多くのスタッフの皆さん、ありがとうございました。
自分の作品を演じることに集中させてもらえるというのは、本当にありがたいことです。
お客さんにとりましても、例えば運営に関することといいますのは、上演作品以上に気になるところではないかと思うんです。
(気にならないのが普通なので、気になるようなことがあると、かなりの不快感を覚えると思うんですよね。)
そして出演者が運営に関することを気にせずいられるというのは、結果、お客さんにいい演技をお見せできることになりますから、そういった意味でも陰で支えて下さるスタッフの方々には、感謝、感謝。
ありがとうございました。
でさて、今回の私JIDAIの作品『闇』ですが、今回のフェスティバル専用サイトに掲載しました、今回のみどころでは、こう書かせていただきました。
『寝ている間に見る夢は、つじつまなんて合っていないのに、
リアルに感じられるのは何故か?
これまでのソロ作品とは違った形で、マイムの魅力を感じてもらえるものを模索、格闘中。
見たことのないものを。』
この第一歩は踏み出せた感じがしています。
とはいいましても支離滅裂というのでもありません。
明確なストーリー提示やストーリー展開をせず、かといって踊りのような抽象性ではなく、具体的に。
そして一番大事ななことは、
観ている人の「思考する脳」を停止させて、感覚を浮き立たせること。
それも肉感的に。身体の奥から、あるいは奥まで。
今回の『闇』では、狂気と色気も感じ取っていただけ、作品のつくりだけでなく演技面でも、これまでにないものをお見せできたのではないかと思っています。
あぁ、まるで自画自賛!!!
ところで、今回の作品は徹底して暗い。本当に暗い。最初から最後まで全て暗い。
見終わった後まで、ずっと暗い。
フェスティバルの最後を彩る作品が、こんなに暗くていいのか!?
全く彩ってない・・・?
まぁ、それでもマイム=クラウン、楽しいものとして観に来て下さった方々にも、楽しんでいただけていたようですので、良かったのではないかと。
やっと私にとってのマイムが見えてきた気がします。(かな?)
最後に写真を1枚。
マイムから心と身体の平和を
オーガニックな(生きた)カラダに