オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

それは振付?本来は自然な動作?

振付としての動作なのか?
それとも
本来、自然に起こる動作なのか?


和太鼓を習い始めて10ヶ月ほどの方

右腕で打つときは、左膝を曲げて
左腕で打つときは、右膝を曲げて
やっていると
どっちか、分からなくなってしまう。。。

やっぱり、
体でグっていったほうがいいんですよね?


と。


で、その動きをやっていただきました。
(太鼓はないので、エアーで。)

(やはり、かなり戸惑いながら
考え考えやっていました。)


私、和太鼓とは縁が無かったので
初めのうちは

それが、振付なのかな?

と思っていたんですけど、
その方の動きを見ていますと、


ん??
これでは
音が響かないだろうな


って、思ったんです。


そうしましたら、
本物の人たちの動画を見せてくれまして、
分かりました。



確かに
振付のように大きく動いているんですけど

それは、本来の自然な動きに
プラスアルファで
“魅せる” ためにやっていたんです。




そうなれば、後は
本来、自然に起こる動きとして
エネルギーが生まれやすい打ち方の練習です。


ほんの少しやっただけで
ほぼ掴んでもらえました。


そうなりますと、
体でグっていかなくなりますし、
どっちの腕の時に
どっちの膝を曲げたらいいのか
といったことを全く考えずに

自然に動けます。


もちろん、両腕どちらも
しっかり打てます。
いつでも腰が入っているからですね。

実は、
体でグっていこうとしていたときは
腰が入っていませんでした。

これは、ありがちなのですが、
体で!腰で!
と思ってグっていきますと
大抵、エネルギーが通らないんです。



さて、
今回は和太鼓を例にお話しましたけれど、
こういうことは、よくあります。
過去のレッスンで印象に残っているのは
フラメンコですね。

自分のことでいいますと、
日本舞踊もそうです。



振付に見えるものが、

実は

本来、自然に起こる動作だった。



その動きを覚えて云々
というものではないんです。


身体の使い方
エネルギーの通し方
そういったものが分かれば
むしろ、そうとしか動けない。

そういう動作なんです。


ですから、そこを練習しますと
その振付のような動作が楽になりますし
美しくなり、パワーも出るんですね。


といった感じかもしれません。

苦労から解き放たれたいですね。







次回開催日決定!

8月3日(金) 21時〜22時
       

『マイミクロスコープ 


〜夜のアートマイム劇場〜』


 




ワークショップ





3月25日 

『パンチ・突き〜力まない腕・肩〜
https://www.facebook.com/events/159538011493884/




4月1日 

『声(音)が響く身体に
https://www.facebook.com/events/1595424187243730/




4月8日 

『つながる
https://www.facebook.com/events/311248099365907/




4月15日
 

『重心移動と肩甲骨
https://www.facebook.com/events/192706337988195/






4月22日
 

『自分の身体を取り戻す






レッスン


Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!







マイムから心と身体の平和を


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