ぅをっ!!
何でしょ、この、豆大福・・・!
餡をくるんだ杵搗きのお餅の、す~っと口に溶け込むような、透明な感じに、お餅のやさしい甘さ。
丹波大納言のつぶ餡は、小豆のえぐみみたいなものは、一切なく、甘さ控えめ。
もっさりもせず、かといって、滑らか過ぎるわけでもなく、小賢しい自己主張をしないが故に、より確かな存在感を私の口の中で放ち、
そして、極めつけは、丹波の黒豆。
大納言餡の中にごろり、ごろり。
一体どう炊いたのでしょう?ほとんど砂糖の甘みはなく、豆のちょっと香ばしい感じを残しつつ、しっとりと、餡とは異なる風味。
この黒豆の風味が違和感ではなく、豆大福の餅も餡もが、体にす~っと入っていってしまうところを、
ぐぐぅっと、
引き戻して、確かな印象を残してくれるんです。
うぅ~ん・・・
ボリューム感があるのに、何故か、からだが負担を感じない。
からだが負担を感じるほど、食べてみたい・・・
あぁ、『松川の豆大福』。