前回、
「動きの質を変えるには、心を変えないといけない。」
ということを書きましたけれど、普段、私が言っております、
「身体が変わると、心も変わる。」
ということと、矛盾すると思われた方も、いらっしゃるかもしれませんね。
たしかに、矛盾といえば、矛盾かもしれませんけど、
「心と身体というのは、そういうもの。」
としか、言いようがないんですね。
どちらかが、もう一方を支配しているわけではありませんもの。
心と身体が、お互い手を取り合って、「私」という、よく分からない自分を、支えているんだと思います。
心という目に見えないものを、身体を通して、見えるようにしてくれている。
心という主観的なものを、身体を通すことで、客観視しやすくしてくれている。
また、身体というものが、ただ心や魂の器としてのモノではなく、決してこの世での借り物ではなく、まさしく自分であり、心の別の現れ方なんですね。
マイムをしていますと、そのことが、頭での理解ではなく、ほんとによく実感できます。
本当に、このマイムに出会えて良かった。
・ ・・っと、まあ、そういうわけでして、心と身体、この神秘なるもの、そして「私」という神秘なるもの、この神秘を味わってこその人生。
う~んむ、生きるって・・・!