オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

あぁ、人生!

前回、

「動きの質を変えるには、心を変えないといけない。」

ということを書きましたけれど、普段、私が言っております、

「身体が変わると、心も変わる。」

ということと、矛盾すると思われた方も、いらっしゃるかもしれませんね。
たしかに、矛盾といえば、矛盾かもしれませんけど、

「心と身体というのは、そういうもの。」

としか、言いようがないんですね。
どちらかが、もう一方を支配しているわけではありませんもの。

心と身体が、お互い手を取り合って、「私」という、よく分からない自分を、支えているんだと思います。

心という目に見えないものを、身体を通して、見えるようにしてくれている。

心という主観的なものを、身体を通すことで、客観視しやすくしてくれている。

また、身体というものが、ただ心や魂の器としてのモノではなく、決してこの世での借り物ではなく、まさしく自分であり、心の別の現れ方なんですね。

マイムをしていますと、そのことが、頭での理解ではなく、ほんとによく実感できます。

本当に、このマイムに出会えて良かった。

・ ・・っと、まあ、そういうわけでして、心と身体、この神秘なるもの、そして「私」という神秘なるもの、この神秘を味わってこその人生。

う~んむ、生きるって・・・!