さくらんぼ!
粒が大きくて色も鮮やか。
たくさんいただきまして、ちょっと贅沢気分ですぅ~~。
昔、昔、ずいぶん昔、初めてチェリーパイなる名前を耳にして、
まだ見ぬチェリーパイに恋いこがれ、
どんなに素敵なパイなんだろうと夢見ていたんですよね。
さくらんぼの品のある桃のような甘みと、宝石のような美しさ。
それにサクッサクッ!とミルフィーユのようなバターたっぷりの薄い生地が何層にもなった、
これまたちょっと気品漂う感じのパイ。
これに、まあるい甘みと香りのカスタードクリーム。
それは、まるで小さな子どもが、初めていちごのショートケーキを目にした時のような
そんな輝きを放ってくれるのだろうと、
あぁ~~~、どんなにか素敵なことでしょぉぅ~。
そしてある日、ついにその時がやってきたんです。
しかも、箱に入ったホール(!)のチェリーパイ。
まさに宝の箱が開かれる!!
わぁーーーーっ!!!
眩しくて目が開けられないかもしれない!
え?
え?
これ?
え?
チェリーパイ・・・だよね???
そっかぁ。。。
繊細でも何でもなかった。
アップルパイの アメリカンチェリー版だった。
もう20年くらい前のことでしょうか?
美味しかったんですけどね。。。