この冬は、自家製ホットケーキ作りが、お気に入りです。
確か、事の発端は、夏の間しょっちゅう作っていました、ソイミルクアイスコーヒー(まっ、豆乳アイスコーヒーです)用の、おから豆乳が、涼しくなってアイスコーヒーを作らなくなったために、余ってしまいまして、それを何かいい感じのものに、使えれば、と思い立ったんですね。
おから豆乳は普通の豆乳に比べまして、かなりとろみがありますから、卵を使わなくともホットケーキだねは、ちょうどいい感じの粘度になるんですよ。
しかも、食物繊維も豊富!
材料は、この間の自家製ミルフィーユとほとんど同じです。
全粒粉4に薄力粉6くらい、重曹少しに、きび糖・紅花油それなりに、そして、おから豆乳たっぷり。
動物性食品ゼロ!食物繊維たっぷり!大豆イソフラボンも!カルシウムも!
お手軽、マクロビオテック~ッ!!!
で、味は?ですよね。
普通のホットケーキのような、ふんわ~り感は残念ながらありませんし、卵と牛乳の何ともいえない、あの優しい甘さもありません。
が、が、もちっとした重量感のある食感と、子供っぽいミルキーな甘さでない、ほとんど甘さの無い感じが、何やら大人ホットケーキといった風情でして・・・はまってしまったんですねえ。
とはいいましても、やはり甘いもの好きの私としましては、そのまま何もつけずに、というわけにはいきませんで、バターとはちみつです。(メープルでは生地の強さに合わない気がしまして・・・)
それも、ひとが見ましたら驚くくらい、た~っぷりぃ~っ!
これは止められませんっ!これは私にとって、ホットケーキの醍醐味ですから。
外でホットケーキを食べますと(そんな機会はまず無いんですけど・・・)、バターもシロップも少なくて、とっ・・っても寂しい気持ちになってしまうんです。
バターもシロップも染み込みきれないで、溢れ出している姿が、たまらない・・・ああ~っ!!
・・・ふは~ぁ・・・何が「お手軽、マクロビオテック~ッ!!!」でしょうか。健康指向のようでいながら、全速力で後ろ走りしているような、この矛盾・・・私の人生そのもの?
いいんです、いいんです、このホットケーキ美味しいんですから。
ほとんど毎晩のように作ってしまうくらいなんですから。夜遅くても、気にせず大きく作って、ぜ~んぶ丸ごと食べてしまうくらいなんですから。
時には、2枚目を作ってしまおうかしら?と本気で悩んでしまうくらいなんですから。
でも、そうそう、このホットケーキにホイップクリームは合いません。生地が強過ぎます。見た目、生地の倍か3倍くらいのクリームを乗せましても、何か物足りなさを感じさせますから。
みなさん、止めておいた方が賢明ですよ。