オーガニック・アートマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

2006/05/09 Tue 健康と幸せへの道

お知らせです。
私のマイムクラスの受講生の感想を、紹介させてもらいました。
mime class』の「JIDAIクラス」から「感想・声」のページへ、辿ってみて下さいね。

みんな熱心な人たちばかりで、私もその熱意に負けないようといいますか、熱意をもらって週2回のレッスンを楽しんでいます。

私の教え方は、感想の中にも出てきますけど、最初のうちはどうしても戸惑いを覚えさせてしまいます。
それは、ただ形を憶えていくという作業をさせないことが、ひとつの大きな要因だと思いますし、そのこととつながって、もうひとつには、パントマイムをやるとかどうとか以前の、身体・肉体そのものに目を向けさせるための訓練が、かなりのウエイトを占めているからだと思うんです。

ですから、手っ取り早く「芸」を身に付けたいと思っている人には、正直、向かないと思います。
何も手っ取り早く芸を身に付けることが、悪いとはいいません。いえ、むしろまずは、そういう形ででも、パントマイムを楽しむことが、何より重要だと思っていますし、私自身もそんなだったと思います。

ただ、ポーリッシュマイムと出会い、マイムの奥深さを知ってしまいましたので、その楽しさから抜け出せないだけなんです。
難しい理屈はどうでも、単純に身体の可能性が面白い。それだけなんですよ。

4月から隔週で始めました「演技専科」なるクラスも、その身体の面白さの延長。心から身体への道ではなく、身体から心への道を開き、心を身体と同化しようというような作業。
なんて、やはり理屈では難しそうですね。

まあ、とにかくマイムは、実際に人前でやるかどうかにかかわらず、自分の身体を見つめ、その可能性を感じるのに、なんて素晴らしいものなんでしょっ!って、ところです。
多くの人がマイムをやって、健康で幸せになれますように!
切なる願いです。