オーガニック・アートマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

ポーランドで教える?!

来週26日から10日ほどポーランドへ行って参ります。
ポーランドです。


えっ!?


って思われるかもしれませんね。


JIDAIのマイムはポーリッシュマイムだというのに・・・


そう、JIDAIのパントマイム、ポーリッシュマイムといいますのはその名の通りポーランドで発展したものなんですけれど、実は私、ポーランドへ行ったことはないんです。


と言いますのも、ポーリッシュマイムの神とも言えるポーランド人間国宝ステファン氏の一番弟子であり右腕でもあったテリーさんが、なんでしょ、、奇跡的にといいましょうか、日本に住んでいまして、一番弟子として日本にいながら10年余り教わることが出来たんです。
(テリーさんは残念ながら今は日本にはいません。。。)


いや、本当にありがたいと言いますか、運命なんでしょうかねぇ。。。
パントマイムを独学で見よう見まねで初めて12年の間、ポーリッシュマイムというものの存在すら知らなかったんですからね。
(日本のパントマイム界では、私がポーリッシュマイム、ポーリッシュマイムって言うまでは、ほとんど知られていなかったと思います。)


で、まぁ、JIDAIマイムは作品から見えてくるスタイルとしましては、ポーリッシュマイム的では全くないんですけれど、私なりにその本質部分、核となるところはきちんと引き継いでクラス生にも伝えようとはしているわけでして、指導を始めてすでに14年余り経ちました今年、そのポーリッシュマイムを教えにポーランドに招いていただいたということなんです。


ポーランドからしますと逆輸入・・・
う~ん、、、恐ろしい。。。


ステファン氏が主催するパントマイムの国際ワークショップでありまして、フランスからともうひと方はどこからでしょう?と、私JIDAIの3人が講師として招かれているんですけど、どうも私以外のおふた方は重鎮的な方のようらしく・・・あぁ。。。


しかもそのワークショップでは、ステファン氏も講師を務めるとのことで、もちろん、受講生は私のレッスンとステファン氏のレッスンを両方とも受けることになるわけで、同じポーリッシュマイムを神と超凡人から受けるなんて、、、ふぅ~、がんばれニッポン!って感じかしらね。。。


ともあれ、ステファン氏の期待を裏切らないように、そして、受講して下さる人たちが何かしら新しい興味深い発見が出来るように、使命は、この言葉を使わない演劇的身体表現であるマイムのアート性を体感してもらうこと。


このところワークショップの内容をどうするか?で頭がいっぱいぃ。。。