オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

声の音域開発から見えたこと

声の音域がどこまで出せるのか?

 

自分の可能性という点でも、

ただただ身体的に楽しい!という点でも、

非常に興味があります。

 

 

もともと声(音域)に恵まれていたわけではないので、

私の試行錯誤と成果が

どなたかのお役に立てるのであれば、

それはぜひ利用してもらえれば

という気持ちもあります。

 

先日見つけたYouTube

こんなものを見つけました。

 

声域調査(高音用)

というものです。

 

www.youtube.com

(低音用は無いようです)

 

 

これに合わせて

一音ずつ声を発していきますと

 

一番下のC2は余裕があります。

その下のB1は出せる感じです。

その下となりますと、

半音下がってるのかな?という感じです。

 

一番上は、G5は問題ありません。

その半音上のG#5も、

出ているような感じで、

その上のA5も出ているかも?といった感じです。

 

(あるアプリで周波数チェックをすると、

近頃900Hzくらいは出るようになっているので、

きっとA5は出ているのだと思います。)

 

まぁ、間違いない範囲で

B1からG5としまして、

それでも、それなりの音域だとは思います。

 

では歌が上手いかといえば、

全くそんなことはありません。

 

というよりも、それ以前の問題があります。

 

この音階表?に沿ってであれば

その高さの音は出せますけれど、

歌の中では、音の高さはランダムに変化するので

簡単ではないんですよね。

 

先日の記事でお話しましたように、

発声の際には、

次の音の準備が整っている必要があるわけで、

けれど、歌の中では、

ままならないんです。

 

訓練が足りない

ということですね(笑)

 

と、こうして声と歌を

自分なりに練習してきますと、

私の専門である

身体表現・身体演技でも

同じことが言えるのだろうと思うんです。

 

 

つまり、

 

ひとつひとつの動作の訓練と

それらを繋げていく訓練。

 

 

これを行ったり来たりしながら

やっていく必要があるということ。

 

 

繋がりだけですと、

流れの中でごまかしている

ところが結構あるものでして、

やはり、ひとつひとつの要素の精度を上げていく。

そうしますと、全体の流れがきめ細かくなります。

 

 

きめ細かくなるというのは、

例えば、

ひとつの音の中に、豊かな音を鳴り響かせられる。

ひとつの動作の中に、より多くの情報を携えられる。

ということです。

 

 

人の目も耳も、

相当に感度は高いもので、

こういった違いは、何が違うのかは分からなくても、

明らかに違うことは分かるんですよね。

 

 

 

そして、その上で、

表現として、いわゆるテクニックを超えて

ただ世界を立ち上ていくわけですね。

 

 

ただまぁ、何と言いましょうか

センスのある人というのは、

この世界を立ち上げるまでのところが、

何だか初めから上手くいってるんですよね。。。

 

歌に、わずかですけど、首を突っ込んでみて、

この辺りのセンスの差というものを、

痛感させられています。

 

とはいえ、それはそれ。

 

私は生まれ持った才能の差で片付けるのではない

身体の使い方、意識の在り方

これからも探っていこうと思うのです。

 

声の探求も、その一環です。

 

私の試行錯誤とその成果は

多くの人に勇気と希望をもたらせるものだと

信じています。

 

 

 

 

次回 アートマイム公演  『記憶』
 
12月3日(火)21~22時 @シアターX(カイ)
 


 

 
身体の使い方、意識の使い方、この一冊に
 
『筋力を超えた「張力」で動く!』

 

 

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