オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

自分を拡げていく

同じ運動・エクササイズをしても

そこから、何を得るか?

そこに、その人が現れますね。

 

例えば、

両腕を広げて手の平を上向きにして上げる。

手先の方が重そうに。

 

 

ある人は、

キツイ運動として。

 

ある人は

解剖学的に考えながら。

 

ある人は

エネルギーのスムーズな流れを探りながら。

 

ある人は、

何か重いものを持ち上げている気に。

 

ある人は

王様のような気に。

 

ある人は

遠くまで空気を動かしている気に。

 

ある人は

気功の練習をしている気に。

 

 

 

こういったものは、

例えば、

「遠くまで空気を動かしている感じで」

と指示をしても、

ある人には、

ただキツイ運動になってしまうことがあるように、

 

こちらの指示とは無関係に

ついそうなってしまうもの

だったりするわけです。

 

 

 

で、もちろん、

一見同じ動作ではあっても、

先に挙げた例の人たちの動作は、

全て、違った動作になっているはずなんです。

 

少しずつ、何かが不足していたり、

何かが過剰だったり、

何かが欠落していたり。

 

 

ですから、

指導する側としましては

何を目的として

その運動・エクササイズをするのか?

きちんと設定しておく必要があります。

 

 

一方、

教わる側は、

自分が何をしているのか?

意識に上らせる必要があると思うのです。

 

 

 

最初に挙げた例の

どれが良い悪いではなく、

(ただキツイというのは、良くないですね)

何をしようとして、

何が出来ているのか?

です。

 

 

ちなみに、

私の表現クラスでは、

何となく似たようなことが出来ている

というのではなく、

目標・正解設定に対して

どれだけ近づけているか?

 

ここは非常にシビアです。

 

 

一方、エクササイズ系クラスでは

その人が感じていることを大事にしていきます。

もちろん、表現クラスでも大事ではありますけれど、

趣旨が違いますからね。

 

大事にしつつ、その他の感じ方にも

目を向けてみることを促したり

ですね。

 

 

自分の感じ方を大事にしつつも、

その他の感じ方を探ることで

自分を拡げていく。

 

自分を知っていく。

知らない自分と出会っていく。

 

 

 

 

次回 アートマイム公演  『記憶』
 
12月3日(火)21~22時 @シアターX(カイ)
 


 

 
身体の使い方、意識の使い方、この一冊に
 
『筋力を超えた「張力」で動く!』

 

 

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