オリンピックで自己ベストを更新して
金メダルを取ったものの、
その後、その自分の記録を
何年も更新することが出来ず・・・
といった話ってありますでしょ?
そんなメダル云々でなくても
きっと
ウエイトトレーニングをされている人でも、
ある時、これまでの限界を超えた!
と思ったものの、
その重さがコンスタントに上げられるわけではなく、
歯がゆい思いをしている・・・
そんなこともあると思うんです。
どうして、こんなお話をしているかと言いますと、
前回、声の音域のお話でしたけれど、
今日、まさにそんなことが起こったんです。
ちょっと発声時の
力の入れどころと抜きどころで
思うところがあり、試している中で、
これはいけるかも!と
限界の高音にトライしましたら、
990Hzくらい出るんです。
B5が出るではありませんか!
俗称でいうところのhihiBですね。
で、この力の使い方で少し響かせ方を変え、
(高さは測っていないのですが)
いい感じだなぁと気を良くしていたんです。
けれど、響かせ方を変えたことで、
結果、少し低い音だったんです。
そのせいもあるのでしょう。
その後、もう一度B5をと思っても、
全く筋肉が働かないんです。
声帯コントロールも筋肉ですからね。
何だか、さっきのは幻??
というくらいに、働かないんです。
明日、明後日になったら
筋肉の回復?で
奇跡の高さがもう一度出るのかもしれませんけれど、
何かの拍子で、
すごい記録を出せても、
それが安定して出せるというのは、
とんでもないことなのだと
冒頭のエピソードが頭に浮かんだわけです。
ちなみにこちらの画像の一番右がB5(hihiB)です。
一番左のlowCがC2です。
B1はそのひとつ下のシの音になります。
限界近くまで来ると、
様々な要因が揃わないと記録が出ないのだなと
しみじみ思いました。
ま、それでもB5をコンスタントに出せるように
なりますよー!