オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

あなたはどちら派? 解剖学とイメージ

思うように動けたらと、

色々なワークを受けたり、

本を読んだりとされている方は

多いと思います。

 

私も同じです。

 

 

そんな中、

解剖学的な説明を受けて

 

「そんな風になってるんだ?!」

 

と、その後の動作が良くなることありますよね。

 

 

けれど、

ちょっと複雑な動きになりますと、

頭が混乱して、

かえって、ギクシャクしてしまったり、

力んでしまったりって

ありませんか?

 

 

私たちはロボットではありませんから、

正しいことを伝えられたからといって、

正しく動けるわけではありませんものね。

 

 

さて、一方、

イメージを伝えられたり、

自分の中にイメージが湧くことで

スムーズな良い動作になることもありますよね。

 

 

この解剖学的な説明と

イメージ、

人によっても得手・不得手があります。

 

自分に合ったアプローチが出来ればいいわけで、

解剖学的な説明で混乱したとしても、

それは、受け手の問題ではないんですから。

 

 

あるいは

周りの人はみんな、イメージが湧いているのに、

自分だけ湧かないと、

引け目を感じるかもしれませんけど、

気にする必要ないんです。

 

イメージが簡単に湧くって、

妄想癖みたいなものですから。

 

 

とはいえ、

 

やはり、解剖学的なアプローチも、

イメージからのアプローチも

どちらも出来るといいんですよね。

 

 

と言いますのは、

 

解剖学的なアプローチが得意な人は、

えてして

全体的な開放された動きになりづらかったりするんです。

 

頭で動いていますからね。

 

 

逆に

イメージからのアプローチが得意な人は、

動きの精度が甘いままになりがちなんです。

 

雰囲気で動いていますからね。

 

 

一長一短ということです。

 

 

 

理想的なのは、

 

“解剖学とイメージを両輪として回していけること”

 

だと思っています。

 

 

で、指導する側に立ちますと、

どちらのアプローチがその人にとって有効か?

見ていく必要がありますよね。

 

個人レッスンの場合は特に。

 

 

解剖学的なものは

それなりに学べますけれど、

イメージはそうはいきません。

 

指導者自身の中に確かな実感として

そのイメージがありませんと

伝える言葉が上滑りします。

 

 

イメージには、

絵的なもの、音的なもの、触感的なものがあります。

 

(ここで、匂いは?という人は、頭でっかちです)

 

プラス、心理的なものでしょうか。

 

どんなタイプのイメージが

有効か?

イメージも一筋縄ではいきません。

 

 

教わる、教える・・・

あなたはどんな感じですか?

 

 

 

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