オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

ピアノの個人レッスンを受講してみて

前々回でお話しました、ピアノの個人レッスン、受講者の方の声です。

ぜひ、多くの方が<オーガニック !! トレーニング>を有効に活用してもらえたらと思います。


Q1.ピアノの経験年数やレッスン歴、これまでのピアノ活動内容(演奏会や指導者としての)を教えていただけますか? (これまでのプライベート・レッスンの経験の有無も含めて)



ピアノ歴は25年以上です。音大には進学せず、社会人になってからも趣味として続け、現在も週に1回レッスンに通っています。
また、年に1度、ウィーンより来日する講師のマスターレッスンを受けています。
スポーツトレーナー等によるピアノ演奏家向けパーソナルトレーニング等の受講経験はありません。
3年前より教えています。発表会・演奏会への出演は年5回程度です。


Q2.何故プライベート・レッスンを受けようと思われたのですか? 
(どんなことを期待していましたか?)


呼吸・身体操作・感情表現が一体となった指導をしていただけるところに興味を持ちました。

ピアノ演奏においても、呼吸・体幹の安定・脱力・重心移動、それらを感情表現に結びつけることがとても大事ですので、通じることだと思います。

Q3.レッスン前に悩んでいたこと、困っていたことはありますか?


あげだしたらきりがないのですが、特に私の場合は、10年程前に左股関節内部を損傷した影響で、腰や脚のつけ根に力が入りづらく、ピアノ演奏においても腰から踏み込みたい時などにうまく力を入れられないのと、
上体に無駄な力みが出てしまうので、何とか良い対処法はないものかと考えていました。
また、演奏における女性であることのハンディ(パワー不足等)についても、改善出来ないものかと思っていました。


Q4.実際のレッスンを受けてみての効果はどうですか?


たった1回のレッスンですが、音がものすごく変わったことが実感でき感動しました!

レッスンでは、リストのハンガリー狂詩曲第2番 冒頭のフォルテで切れ味鋭く入る和音のところを取り出して、
楽に力強い音を出すには、というテーマで、トレーニングとピアノ演奏を交互に繰り返し感触を確かめながら指導していただきました。

アドバイスいただいた内容は今まで意識したことの無かったことがとても多く、
無駄な力は使わず入れるべきところに必要な力を入れる、ということがどういう感覚か、よくわかりました。

スカーッと抜けるような音が出た瞬間は本当に気持ち良かったです。
柔らかい弱音もとても澄んだ、綺麗な音が楽に出るようになりました。

新しい世界に1歩足を踏み出した、と思いました。
 

Q5.ご自分での練習の際に、レッスン内容をどう活かせそうですか?



レッスンを受けてからは、日々教わったトレーニングを行ってからピアノを弾くようにしています。
無意識に出来るほど身に付けるには時間がかかると思いますが、力を入れる部分と抜く部分を常に意識しながら練習に取り組むことで、少しずつですが自然に楽に出来るようになってきているように感じます。
また、無理の無い奏法を身に付けることで、長時間の練習による疲労や、腰痛などの身体トラブルの予防にもなると思います。


Q6.指導で感じたことは?


厳しく無理をさせることは決してないのですが、非常に中身の濃い充実したレッスンです。
指導はとても優しく、丁寧でわかりやすく、安心感があります。
上からの押しつけではなく、親身に、最善の方法を一緒にに考えてくださる姿勢で、わからないことも質問しやすい雰囲気があります。

また、生徒とともに探求することをJIDAIさんご自身が楽しんでいらっしゃるのが伝わってきて、新しい世界が開けるような、楽しくワクワクした気分になります。


Q7.仲間・友人にJIDAIのプライベート・レッスンをお勧めできますか?お勧めしたことはありますか?


お勧めしたいです!(既にお勧めしています。)

ピアノ演奏をするには、純粋にピアノに向かう練習ももちろん大切ですが、身体的なアプローチから演奏能力を引き出すことには無限の可能性があると思います。

また、年齢が上がるごとに技術が衰えていくと感じたり、負荷のかかる無理な奏法を続けて身体を痛めてしまい、演奏活動を続けたくても諦めざるを得ない方々も多く、とても勿体ないことだと思います。

いつまでも技術を向上させ、元気に演奏活動を続ける為にも、お勧めしたいレッスンです。


Q8.今後、プライベート・レッスンをどういうペースで受けていきたいですか?


曲を決めて、それなりに弾ける状態で、演奏会前など、必要に応じて単発~数回の単位でレッスンをお願いしていきたいと思っています。