オーガニックマイム・・・“魂のマイム”ということなんです。
それは何か物凄い雄叫びを上げるというようなことではなく、
全身全霊を込めて心と身体を一致させる
ということなんです。
私は「カベ」に触れたとき、
カベが手の平から身体に入って足裏を通して地中深くに届くのを感じます。
私は「カベ」に触れたとき、
周囲の空気の質が変わり、高く広がりをもって行くのを感じます。
私は「カベ」に触れたとき、
自分が音になっているのを感じます。
もっと感じられるようになりたいと思います。
「カベ」に触れようと思った瞬間から、全ては始まっています。
「カベ」に触れようと思った瞬間に全てが変化します。
それは「カベ」に振れるまで、手を伸ばしている間ずっと変化し続けていきます。
手が「カベ」に触れたとき、エクスタシーに達します。
・・・いえ、ずっとエクスタシーなのです。
エクスタシーに波があるに過ぎません。
憑依型というよりも、脱魂型のエクスタシーでしょうか。
先だって、「マイムはアイデンティフィケーションである」というお話をしましたけれど、
自分が自分でないものになる。
心と身体が共に自分でないものになる。
そしてそれが単なる自分の思い込みではなく、他人に伝わる。
観ている人の心と身体も、そこに引き込む。
同じ状態になるように、、、
演者と観客の体験に差がないように、、、
ずっと修行の身ではあるのですが、少なくとも、
このマイムに出会う以前のマイムでは、
全く考えもつかない世界には入れています。
クラス生もこの世界を少しずつ感じてきてくれているようです。
幸せそうです。
嬉しいですね。
ありがとう。
マイムから心と身体の平和を http://www.geocities.jp/mime_jidai/
オーガニックな（生きた）カラダに http://jidai.mond.jp/
