オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

舞台上で、真実の存在であること

お芝居をしている(脚本も書く)女性、ここのところ、
セリフのないシーンでの存在感に大きな変化が出てきたと。



お芝居への私の印象では、セリフのやり取りをしている人だけに
目が行ってしまい、他の(セリフを発しない)人たちの存在は、
そのとき、消えている感じ。

他で聞いた話では、役者さんはセリフを発していないとき、
舞台上でどう在ったらいいのかが、とても難しいらいしんですね。

気持ちの上では、役に人物に入り込んでいたとしても、
体を持て余してしまうのでしょう。



ところが、この女性、自分のセリフのない場面で、
何か特別目立つようなものではないにもかかわらず、
ちょっとした仕草に、お客さんの反応が生まれるようになったと。

悪目立ちではなく、存在感ですね。

今風に言えば、オーラ。



彼女曰く、「マイムのおかげ」だと。

体が役柄の心と切り離されず、きちんと存在するようになってきているんですね。




多くの役者さんが、なぜ体を持て余してしまうのか?

それは、役柄の内面ばかりに気を遣っているからです。

その内面が、どう体に現れるかを知らないままに、
舞台に立っているからです。

内面を突き詰めれば、体に現れると思っているからです。



美しい思いです。
けれど、それは幻想にすぎません。

美しい幻想です。


肉体を持った私たちは、もっと現実を見る必要があるのです。



だからといって、ダンスやヨガをすればいいということでもありません。
それらは、体と役柄(演じる)の心との一体化を教えてくれません。


体が動くようになることと、

演じる心と体が繋がることとは

全く関係がありません。



マイムといいますと、特殊な動きを身につけるものと思われるかと思います。

もちろん、そういったことはあります。

けれど、最も重要なことは、
舞台上で、常に真実であることです。



他のマイムは分かりませんけれど、
私の伝えるアートマイム・オーガニックマイムは、

「舞台上で、常に真実の存在であること」

それが何にも増して、重要なことです。



さて、この女性、
しばらく振りに観に来てくれた友人や知人からも
「マイムを始めて良かったね。」
の言葉をもらっているようで、さらに、本人も

「最近、セリフのないシーンのほうが楽しくなってしまって…笑」



舞台上で、真実を生み出せるのは、真実の存在だけ。
真実の存在でいられるために、何が必要か?





新作『雫』写真 


 




ワークショップ


12月17日 

1月7日 

『つながる

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1月13日
 

『重みを感じないで走れる!

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1月13日 

『原始歩き 土曜会

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1月14日 

『体で伝える力』

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1月21日
 

『視野と瞑想とムーブメント




1月21日 

『原始歩き 日曜会

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1月28日 

『美しいボディラインと身体のすきま

https://www.facebook.com/events/531579410533020/




2月4日 

体幹力と脚のムチ』

https://www.facebook.com/events/170206537048509/



2月4日
 


2月11日 

『声(音)を身体に響かせる
https://www.facebook.com/events/512076435838863/




2月25日 

『声(音)を身体に響かせる 呼吸編
https://www.facebook.com/events/765665506975376/




レッスン


Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!







マイムから心と身体の平和を


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