オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

内を意識しない。外を意識しない。

一般的に、
教えることの出来るものは、

外側から観察出来ることですよね。


姿勢でも、歩き方でも。

スポーツや武術では
腰のキレ、胸の開きなど。



それで上手くいけば、
それでいいのですけど、
大抵は、上手くいきませんよね。


だからなんでしょうけれど、
内部感覚に目を向けさせる
ボディワーク系のものがあります。


ところが、これ、
非常に緩やかな状態での感覚ですから、
実践的な場面では、活かされなかったりします。

強さ、スピード、外部環境に対応できないんですね。



内部感覚が重要とはいえ、

実践に活かされなければ、

意味がありません。




武術をされている方が、
「腰のキレで突く」
ということを、実践・指導されているけれど、


先日のワークショップ【突き・パンチ】では
どちらかというと、
手先の方への意識だけで
突いているにもかかわらず、

腰がキレている
その不思議さに驚きと戸惑いを感じたと。


むしろ、内側がスパッと通って、
考えずに無理なく気持ち良く突けると。


あるいは、

脱力を指導されている方が、
私JIDAIのワークでは、
たったひとつのことをするだけで

自分たちがやろうとしている状態に一気になれてしまう
いつもその不思議さに、驚きを感じていると。



私は思うんです。



外側から観察出来るものを求めて
自分の外側を意識しても
決していい動きにはなりません。


そのような外側の状態が生まれる
内部の動きを見つける必要があります。


けれど、

その内部の動きでさえ、
内部の動きを意識して
求める動きになるのは難しい。



その内部の動きを起こす

発生源

になるキーポイントを見つけること。
それが重要。


2010年の記事(内容は2008年ころの様子)で
文章の書き方に恥ずかしさもありますが、
キーポイントの確かさが伝わると思います。



つまり、

内部を意識するのでもなく、

外側を意識するのでもなく、



体感覚に訴えかけるキーポイントを意識する。



結果、全てが上手くいく。


それが楽。





次回公演

8月3日(金) 21時〜22時
       

『マイミクロスコープ 


〜夜のアートマイム劇場〜』


 


ワークショップ


4月29日
 

『視野と瞑想と身体 散策編

  ※代々木公園〜明治神宮
https://www.facebook.com/events/604601373235885/



5月13日
 

『重心移動と肩甲骨
https://www.facebook.com/events/192706337988195/





5月20日
 

声(音)を身体に響かせる




5月26日
 

『トーラス呼吸〜エネルギーワーク〜





レッスン


Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!







マイムから心と身体の平和を


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