ごめんなさい、またまたずいぶんと、日にちがあいてしまいました。お久し振りでございます。
来月の下旬に、毎年恒例の早稲田大学パントマイム・サークル『舞夢踏（まいむとう）』の公演がありまして、今すこしずつ練習をしているところなんです。
私自身は出演することはありませんけど、ひとつ作品を作らせていただきまして、後輩達が演じてくれるわけですね。ありがたいことです。
今回は、とにかく「かべ」！
一にもニにも「かべ」！
ですから、みんなには徹底して「かべ」の練習をしてもらっています。みんな、汗だく、へとへと。
えっ！？「かべ」って、そんなに疲れるの？って、お思いかもしれませんが、「かべ」以前の身体の使い方が、とっても重要なものですから、まず身体をよ～く、よぉ～くほぐして・・・ってやっている段階で、ちょっと気が遠くなる人もいます。。。
パントマイムをどこかでやっている人でも、おそらく「かべ」のために、こんなにも身体を使う人は、少ないんじゃないかと思います。
あくまでほぐすことが目的ですから、筋力的には全く疲れていないはずなんですけど、まあ、人によっては（私も時によっては）脇腹あたりが、多少痛くなったりはしますね。そう、よく走って痛くなる、あれです。
しかし何より疲れるのは、呼吸力。「呼吸ぢから」とでも言いましょうか、これは相当ハードです。私も「こうやってね～」って、説明・実演しながら疲れてます。あらら・・・
普段私のレッスンに参加している人たちですら、この練習は体力的にはもちろん、精神的にもかなり消耗します。
ですから今回の公演に出演するために、初めてこのトレーニングに触れた人たちは、ほとんど放心状態。。。がんばってぇ～～。
とまあこんな感じですけど、確実にみんなの「かべ」はレベルアップしてまして、嬉しい、嬉しい。
あとは、この「かべ」を何も考えずに、いや、他のことをいろいろ考えながらも、確実にそれでいて、さりげなく出来るようになるだけ。
いや～ぁ、やっぱりパントマイムは「かべ」ですよっ。
「かべ」って、たっのし～ぃっ！
