水飴・・・なんでしょう、この懐かしい感じは。
金沢『俵屋』という、天保元年創業で、170年余り続く老舗の水飴「じろ飴」を、いただきまして、すっかり、いい気持ちにさせていただいております。
お米と大麦だけから、作っているようなんですけど、この甘味といいますのが、なんとも優しい。
棘といいますか、刺すような感じが無いんですね。
生体にとって、違和感が無いんだと思うんです。
柔らかく、まぁるい感じ。
ギスギスしておらず、穏やか~ぁな。
食べながら、思わず、
「ありがとぉ」
の言葉が、頭を、体をよぎります。
こういうものを、口にしますと、「愛」を感じずにはいられませんね。
工場で機械生産しているのか、人の手で作っているのかは、分かりませんけど、それでも、作り手の心を感じます。
たとえ、機械を使っていたとしましても、必ずや、職人さんの手が入り、微に入り細に渡り、目をかけて作っているんだと思うんです。
大切に作っているものって、伝わってきますね。
あぁ、ありがたや、ありがたや。