出来ないことが出来るようになるのは嬉しいものです。
けれど、その「出来る」とは何か？
なんですよね。
私はいつもエネルギーのお話をしています。
動き方ではなく、
エネルギーの通し方が重要だと考えるからですね。
『動けるようになる』の記事の中で、
“思ってもみなかった動作”
“初めて見る動作”
も自然に出来てしまうことが含まれている
というお話をしました。
これ、さらっと流してはいけないところだなぁと
最近、あらためて、その思いを強くしているところなんです。
先日もSNSで、こんなことを。
考えたこともないような動きが、
適切な動きとして、自然と出てしまうか？
練習というのは、そうなるためにするもの。
だからこそ、ムーブメントではなく、
エネルギーの流れが重要なんです。
動き方、ムーブメントを練習していく中で
自然とエネルギーの通し方を掴むことはあるのですけど、
それは、結局センスのいい人。
「自然と」とは、中々いかないので、
意識的に学ぶ必要があると思うんです。
ですから、
私のクラスでは、出来るか出来ないか？よりも
やろうとしているかどうか？
が大事なんですね。
出来ていなくても、やろうとしているかどうかは
分かるものです。
エネルギーの通りが分かっていないのに、
出来てると思って、その動きを繰り返す人がいるのですけど、
それは、練習ではないんです。
自分は出来ていないのでは？
と思うことは、極めて重要！
一方、概ね出来ているなら、より質の高いものを、
よりエネルギーの通りの精度を上げる。
どちらにしても、試行錯誤ですね。
もうじき発売になる
新著『「動き」の天才になる!』には、
どうしたら、エネルギーを扱えるようになれるのか？
が書かれています。
動き方やムーブメントを教わって、
そこで終わってしまわないように。
そして、本当の意味で、
「出来る」ようになりましょう！
新著『「動き」の天才になる！』 7/22 発売！
