この間テレビで、ある料理人の驚くような、ご飯の炊き方を紹介していまして、参考にしましたところ、かなりいい感じ!なんですよ。
その炊き方、何しろ、番組リポーターの女性が、ひと口食べて、その美味しさの驚きをリポートしていましたら、感極まって泣き出してしまった!くらいですからね。
その番組では、白米を1~2人前くらい、たしか土鍋で炊いていたんですけど、研ぎ方や水へのつけ方から、いろいろ気を遣ったやり方で、でもそれは、ちょっと置いておきまして、
火にかけてからが、びっくりぃ~っ!
沸騰したところで、あろうことか、蓋を開けて!かき混ぜたんですよ。
「赤子泣いても、蓋取るな」
ではなかったんですか???
で、最後、普通は蒸らしますでしょ?けれど、全くもって蒸らしません。
火から外して、すぐ蓋を開けて、いただきま~す!です。
う~んむ・・・
白米ではありませんけど、圧力釜での玄米炊きで、試してみましたよ。
途中で蓋を開けるわけにはいきませんから、ぷしゅ~ぅっとなったところで、圧力釜をゆすりまして、かき混ぜるようにしてみました。
そして、最後はもちろん蒸らさず、火を止め、すぐに圧を抜きまして、終了~っ!
炊きあがったご飯は?と言いますと、
いつもより、ひと粒ひと粒が生きていまして、これがもし、白米でありましたなら、さぞや、という感じなんです。
この掟破り的な炊き方、ポイントは、米粒に均一に水分を吸わせ、均一に火を通すことのようです。
途中でかき混ぜますのは、そうすることで、鍋底のお米ばかりに、強く火が当たってしまうことを避けるんです。
最後の蒸らしは、おそらく普通は、この工程で、均一に水分を吸わせるのでしょうか?
しかしながら、既に均一化されているので、余分な水分を吸わせず、ひと粒ひと粒がくっきりと浮かび上がるようにしているんだと思います。
いや~ぁっ、この炊き方、気に入りました!
ご飯炊き、深いっ!