オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

パラリンピック・・・

う~~~ん、、、パラリンピック・・・面白いんでしょうか?

少し前に、オリンピック選手の身体感覚について書かれた本の面白さを、お話しましたけれど、
オリンピックであろうとパラリンピックであろうと、
勝ち負けというのは、
面白さのうちのある一面に過ぎないと思うんです。


しかもですよ、障害者競技の場合、
始めて1年もしない人が日本新記録を連発したりしますし、
世界新記録も次から次へと出て来ますでしょ。

もちろん凄いことだとは思うんですよ。
確かにアスリート。

けれど、その競技そのものの誕生から、日が浅い上に、一般的には全く馴染みのない競技。
4年に一度見聞きするかどうかのもの。


そういったものの勝ち負けや記録というものに、どれだけ関心が持てるか?
といわれますと、私は正直、オリンピックのように興奮することは難しいです。

一般的な競技である卓球やバトミントンでも、人気選手がいなければ、ほぼ見向きもされませんよね。フェンシングのように、余程の結果が出ますと、途端に注目されますけど、
それも競技に注目が集まっているわけではなく、選手個人に興味が集中していますよね。

パラリンピックもそうしたいんでしょうか?

勝った人が凄くて
プライベートで興味をそそる人を注目し
日本人が出ている競技だけを取り上げ


・ ・・その競技がどういうスポーツなのか?
そのスポーツの中で人間はどういう身体感覚を得るのか?
どういったトレーニングが重要なのか?
競技としたときの戦略、生まれた(ルール制定の)背景など、

当該する障害を持っていない人が、馴染みようのない競技に興味を持てるようなお話を、
競技中の解説で、別枠ではなく放映してもらえますと、楽しめそうなんですけどね・・・