その世界のトップクラス3人が勝手に話を進めていくんですけど、マニアックな感じのことが気楽に聞けるんです。
個人的には、柔道の回と水泳の回というスポーツの分野での対談が、良かったですね。
特に、私JIDAIの体を鍛えることに対する考え方を、根底から支えてくれるような言葉に出会えるものですから、うれしくなってしまいます。(正直、ほっとするって感じですね。)
特に印象的でしたのは、柔道の篠原選手(既に監督ですけれど、シドニーオリンピックで疑惑の判定で優勝を逃してしまった人ですね)が、一時期筋トレ(ウェイトトレーニング)をしたけれど、力に頼るようになってしまい技のキレが無くなってしまい、筋トレ(ウェイトトレーニング)はやめたということ。
それともうひとつ。
水泳の古賀選手(今大注目で、世界選手権の背泳での金メダリスト)も、筋トレ(ウェイトトレーニング)はやらないとのこと。
曰く、
「全体のバランスが大事なので、効率の良い泳ぎが出来れば、それに必要な筋肉はつくので、陸上トレーニングは必要ない」と。
そうなんですね。
一般的に体を鍛えるといいますと、筋トレに直結させてしまいますけれど、筋トレよりも先に重要なことがあるということなんですよね。
もちろん、筋トレが全く意味がないということではなく、有効な人も多いとは思います。
けれど、やはり大事なことは「動き」だと思うんです。
体を動かす技術ですね。
そのスタートになりますのが、来月に行いますワークショップ
『柔らかい動きのためのワークショップ』~歩きのメカニズム 動きの解剖学的考察から~
↓ ↓
になるわけです。
さあ、これから試験に行ってまいります。