さあ、いよいよ最終回です。
これまでのキーワード、分かったような、分からないような・・・かもしれませんね。
パッとイメージ出来るものもあるでしょうし、何のことやらさっぱりというものもあったと思います。
こういったものは、実際にやってみないと分からないものは多いですよね。
読んで分かったような気がしていましても、やってみたら全然違うなんてこともありますしね。
やってみてすぐに分かるものもあるでしょうし、分かるまでに何年もかかるものもあるかもしれません。
出来ているつもりになっていたものが、実はまだまだ先があるなんてこともあるでしょう。
出来るようになったとき、初めて、出来ていなかったことに気が付くもんですよね。
では、最後のキーワードをご覧下さいませ。
● 『内在変化』
力が生み出されるのは、見かけの体の形の変化ではなく、動き(変化)を内在させることによる。
外に見える体の変化は、あくまでその結果。
● 『意心体の調和』
いわゆる脳内での意識(イメージ)と心(感情)と、体の動き(見える動きと内在する動き)、3者の調和、整合性。
● 『遅延作用』
力を発揮させる作用点は、一番最後に動く。先に動き出しては、力が内在しない。
● 『遡行動力』
外力を受ける際の受け身的な動き。自ら力を発揮するときとは逆の流れになる。(パントマイム特有)
● 『空間呼吸』
体から空間、空間から体へのラインを意識した呼吸。体のどの部分からの呼吸であるかも意識する。
心の動きに連動している。