オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

軽やかなクラウン(道化)で、重たい世界。

先日の『道化師のコンサート』でチャレンジしました、
クラウンと普段のシリアスな世界との融合
ですけれど、こんな感想をいただきました。

☆ 普通の物語的なストーリーがないのに、
☆ 反対に、人の一生みたいなドラマを感じ、
☆ 最後の種が芽吹くところはとてもじ~んときました。

☆ 私の好きな劇作家に、不条理演劇ベケットという作家がいるのですが、
☆ その作品にあるような重たい時間の流れを感じました。
☆ 古典や悲劇作品などに似ていて、
☆ それをJIDAIさんひとりで演じている重みが胸に残っています。



素直に嬉しいですね。

ちなみに作品タイトルは

『私はどこに?をめぐる4つの物語り』
「風船 内?外?」
「部屋 夢?現実?」
「紙ひこーき 飛べる?飛べない?」
「種 死?命?」



私、
 人づきあいは苦手ですけれど、人間には興味があります。
 天体への興味は人並みですけれど、宇宙には強く惹かれます。
 エピソードの中味にはあまり興味がありませんけれど、そのエピソードを生み出した力には興味が
  あります。

 夢想はできません。現実しか見えません。

この現実を表すことが出来たら、
この現実を感じ取ってもらえたら

と思っています。

やはり、嬉しい感想です。
ありがとうございます。