「自然に動いているから、体を悪くしていることに気が付いて!!
楽に動くのがいい、自然に動けばいいんです、ということを言われたりしますけれど、
いえ、むしろそんな風に動いてきたから、体を悪くしているんです。
自分にとっての自然な動きといいますのは、慣れた動きということであって、
それでは良くないから、変えようというのに、自然でいいんですというのは、あまりに無責任な・・・
では本当の自然な動き、すなわち自然体の動きは、どうしたら身につけられるのでしょうか?
まずは、自分の動きを知ることだと思います。
外から(鏡やビデオなどで)見る、あるいは人に指摘してもらうということも、悪くはありませんけれど、やはり一番大事なことは、自分で自分を感じること。
とは言いましても、慣れない人には何から始めたらいいのか、困ってしまうと思いますから、
はっ?? 体重を感じるって、なに?
そんなこと言われなくたって、十分過ぎるほど重いわよ!!
なんて言わないで下さいね。
足の裏がどんな風に、床(地面)と接しているか?
どこらへんに一番重さが掛かっているか?
といったことを、感じてみるんです。
何が正しいのか?なんて考えてはいけませんよ。
こうするだけで、全身の力がすーっと抜けていきます。
身体の重さがしっかり足の裏に掛かってきます。
気持ちも落ち着いてきますでしょ?
よく言いますよね、上ずった状態を、地に足がついていないって。
まさに、こういうことだと思いませんか?
足の裏に重さを感じていない状態といいますのは、気が上がってしまい、不安定であっちへヨロリ、こっちにフラリ。
せっかくですから、今日から寝る直前にちょっと体重を感じてみません?
眠りの質も変わってくると思いますよ。
マイムから心と身体の平和を
オーガニックな(生きた)カラダに http://jidai.mond.jp/