『闇』の感想をひとつ紹介させて下さいね。
この方は非常に感受性豊かに、普通の人であれば、見過ごしてしまうようなところも、
全ての動きを感じ取ってくれています。
オーガニックマイムはダンスと違って、動きのひとつひとつに全て意味（物語性あるいは心の動き）があります。
なんとなく観ていてもよい動きは全くありません。
まぁ、だからと言えばだからなんですけど、変にストーリーを伝えようとしますと、
観ている人は非常に、非常に！疲れます。。。
と、前置きが長くなってしまいましたけれど、
この感想を紹介させていただきますのは、自慢というのではなく（少しはありますぅ。。。）、
オーガニックマイムがどんなものであるかを少しでも感じ取っていただきたいからです。
こうして具体的な作品・演技に対する感想に接していただくことで、
パントマイム云々でなくても、こんなのやってみたいな、観てみたいなと思っていただけたらと思うんです。
ということで、ちょっと長いかもしれませんけど、最後まで読んでみて下さいませ。
（色付き文字はJIDAIによります）
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とにかく、本当に素敵なものを見せて頂きました。
今あの演技を見れて良かった。おばぁちゃんになってからじゃなくて良かった(笑)
マイムの演技って普通は、演者の動きをみて、何をやってるのか考え想像して、
理解してからその内容を楽しむものだと思ってました。
JIDAIさんのは変な感じ。何をやっててその人がどういう気持ちなのか、
小説みたいに自然に入ってきて、全く考えなかった。
だから次の展開を想像出来て、女の人が後ろ姿で抱かれてる時、
そっちはダメだよ、ダメだよ、首しめられちゃうよってずっと思って見てました。
実際は首もしめずそのままでしたが><
あと強く残り過ぎているのは、食べている途中に撫ぜている絵。あれはいけない。ずるい。
未だに何がそんなに綺麗で好きなのか説明出来ないけど、
凄くショックで、しばらく動けなかったです。
あと消えないのは、
髪を撫でる女の人
彼女が外に焦がれる図
肉に魅せられていく落ち方
背中で魅せる女
それを抱く手
とか、
立っているだけで滲み出るもの、
背中だけで語れるもの。
人間ってこんなファンタジーみたいなことが出来ちゃうんだって衝撃。(体の動き的な意味で)
ぬー。ダメだ日本語になりませんでした。。。
でも本当に衝撃的でした。素敵な時間をどうも有難う御座いました。
JIDAIさんの演技を知らずにJIDAIさんのマイムクラスに行き着いた自分を褒めてあげたい！笑
(いや完全にHPの文章が惹かれるものであったおかげです…)
それに、自分の練習のモチベーションも上がりました。
どうも有難う御座います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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あれっ！？ この人、生徒さん？
それはずるいんじゃない？
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
まぁ、それはそれで仕方ないですけど、この生徒さん、まだごく最近入ってきたばかりで、
この時までは、普段のレッスンがどこに向かっているのか、多分掴みかねていたと思います。
（パントマイムらしからぬレッスンなものですから。もちろん、オーガニックマイムのためのレッスンなんですけどね。）
彼女はマジックのステージに立つことがあり、動きに説得力を持たせたくて、このマイムクラスにたどり着いたそうなんですけど、
感想にもありますように、私のことは全く知らず、HPの文章を信じて通ってきてくれるようになったんです。
ですから、ある意味、今回の私の作品・演技は試金石だったと思うんです。
「なんじゃ、これは・・・言ってることと、やってること、全然違うんですけどぉ。。。」
って、なりかねなかったわけで、まぁ、合格点はもらえたようですね。
とまぁ、そんなわけでして、長くなりましたが、
少しでも興味を持っていただけることを祈って。
マイムから心と身体の平和を
オーガニックな（生きた）カラダに http://jidai.mond.jp/
